Symbol(XYM)活用した「お品書きNFT」の実証実験を開始:フードNFTコンソーシアム

by BITTIMES

飲食店と協力して「お品書きNFT」の実証実験

シンボル(Symbol/XYM)を活用した食品関連のNFT「フードNFT」を展開している「フードNFTコンソーシアム」は2023年12月19日に、東京・神田の飲食店「懐石割烹 輝〜きらり〜」で「お品書きNFT」を販売する実証実験を開始することを発表しました。

フードNFTコンソーシアムは、Symbolのブロックチェーン技術を活用して食品のレシピデータや味覚データを記録・トークン化したオールオンチェーン型のNFTである「フードNFT」の市場創出に取り組んでいるコンソーシアムであり、今年6月には「ONEPLATE」と呼ばれるオリジナルツールも発表されています。

ONEPLATE(ワンプレート)は、誰でも簡単にNFTを始められるようにすることを目的として「株式会社NFTDrive」と共同開発されたツールであり、ウォレット不要でNFTを始められるだけでなく、マーケットプレイス不要でP2P取引(個人間の直接取引)を行うことができるようになっています。

(画像:フードNFTコンソーシアム)(画像:フードNFTコンソーシアム)

NFTを活用した新しい食体験を提供

お品書きNFTは、ONEPLATEを活用して食体験をアップデートする新たなフードNFTとして提案するもので、2023年12月19日から東京・神田にある「懐石割烹 輝〜きらり〜」の店舗で「お品書きNFT」の販売が開始されています。

「懐石割烹 輝〜きらり〜」は、神田駅東口から徒歩2分の場所にある懐石料理店で、Symbolの仮想通貨である「XYM」による支払いにも対応しています。

食事体験を「NFTコンテンツ」に

お品書きNFTは、毎月変わるコースメニューの内容と写真をデータ化することによって、一期一会である食事を「NFT」として保存し、食体験を交換したり集めたりすることができるコンテンツとして購入できるようにします。

このNFTは、ONEPLATEに公開することで、誰でも簡単にアクセス・閲覧し、獲得手続きを行うことができるため、店頭で来店者に簡単に販売できる他、"お店に興味があるがまだ来店していない"という潜在的な客層にもアプローチできるようになっています。

NFT保有者向けの特典も

また、お品書きNFT保有者には特典として「ウェルカムドリンクのサービス」も提供されるため、来店を促す効果も得られると期待されています。

NFT取引は「ONEPLATE」で簡単に

お品書きNFTの取引は「ONEPLATE」を通じてP2P(直接取引)で行われるため、マーケットプレイスを必要としない仕組みになっています。

ONEPLATEはオンラインのブラウザで操作できるため、アプリのインストールは不要で、デバイスを問わずスマートフォンからでも取引することが可能です。

お品書きNFTの入手に必要なSymbolアドレスも「ONEPLATE」から新規取得することが可能で、すでにSymbolアドレスを持っている場合はONEPLATEにアドレスをインポートすることもできます。

また、お品書きNFTを閲覧する場合にはアドレス設定などを行う必要がなく、ONEPLATE上でワンタッチで提供される共有用URLにアクセスするだけでお品書きNFTのプレビューとブロックチェーン上の正確な情報を確認することが可能です。

「お品書きNFT」を導入すると、個人の食事体験とNFTを結びつけることができるため、お品書きNFTの唯一性がさらに高まり、それによって食体験をいっそう充実させ、輝が提供する“食”の価値を高めていくことができると期待されています。

お品書きNFT:実証実験の概要

お品書きNFTの実証実験の概要については以下のように説明されています。

【実験開始】
2023年12月19日(火)

【実施内容】
コースメニューを写真つき「お品書き」としてNFT化、ONEPLATEに「お品書き NFT」特設コーナーを設置。店頭およびONEPLATEにて販売。

【店頭販売の流れ】

(画像:フードNFTコンソーシアム)(画像:フードNFTコンソーシアム)

【今後の展開】
実証実験(PoC)を通じて事業者・消費者双方のユーザーエクスペリエンスと経済的なトランザクションを検証、体験向上のため引き続きONEPLATEを改善し、2024年1月の正式リリースを予定。

【懐石割烹 輝〜きらり〜】

店舗東京都千代田区神田紺屋町46
アクセスJR神田駅東口より徒歩2分
営業時間17時~23時(ランチは来店日2日前までのご予約のみ)
ラストオーダーお食事:22時 / お飲物:22時30分
定休日土曜・日曜・祝日
お問い合わせ・ご予約03-3526-0710

>>Symbol関連の最新記事はこちら

Symbol (XYM)
1.61 JPY (25.68%)
0.011200 USD
RANK

397
MARKET CAP

$68.79 M USD
VOLUME

$599.08 K USD

フードNFTコンソーシアム発表

仮想通貨ニュース|新着

【英国初】スコットランドの学校、ビットコイン決済対応へ|BTC備蓄も視野NEW

【英国初】スコットランドの学校、ビットコイン決済対応へ|BTC備蓄も視野

マクドナルド、ビットコイン財務計画を巡って株主と経営陣で対立|SECは株主総会での除外を容認NEW

マクドナルド、ビットコイン財務計画を巡って株主と経営陣で対立|SECは株主総会での除外を容認

ノースカロライナ州、仮想通貨納税を認める法案を提出|対象銘柄の具体的条件も明記

ノースカロライナ州、仮想通貨納税を認める法案を提出|対象銘柄の具体的条件も明記

ニューハンプシャー・フロリダ州、ビットコイン準備法案が可決|米各州で広がる立法レース

ニューハンプシャー・フロリダ州、ビットコイン準備法案が可決|米各州で広がる立法レース

金融庁「暗号資産規制の方向性」ディスカッション・ペーパーを公表|意見募集開始

金融庁「暗号資産規制の方向性」ディスカッション・ペーパーを公表|意見募集開始

SHIBの米ドル連動ステーブルコイン「SHI」規制明確化の後にローンチか

SHIBの米ドル連動ステーブルコイン「SHI」規制明確化の後にローンチか

仮想通貨入門 - 基礎知識

仮想通貨がもらえるエアドロップとは?参加方法・注意点・税金などについて解説

仮想通貨がもらえるエアドロップとは?参加方法・注意点・税金などについて解説

仮想通貨HYPE(Hyperliquid)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

仮想通貨HYPE(Hyperliquid)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

仮想通貨DEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」の特徴や使い方を徹底解説

仮想通貨DEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」の特徴や使い方を徹底解説

ソラナ基盤の代表的なDeFiプロジェクトを紹介|特徴・運用方法・注意点も

ソラナ基盤の代表的なDeFiプロジェクトを紹介|特徴・運用方法・注意点も

ソラナ(SOL)基盤の代表的なDAppsを紹介|使い方や注意点も

ソラナ(SOL)基盤の代表的なDAppsを紹介|使い方や注意点も

ソラナ(Solana/SOL)系ミームコインとは?代表銘柄トップ5もあわせて紹介

ソラナ(Solana/SOL)系ミームコインとは?代表銘柄トップ5もあわせて紹介

市場分析・価格予想

トランプ大統領、中国を除いて関税90日間停止を発表|ビットコイン82,000ドルまで回復

トランプ大統領、中国を除いて関税90日間停止を発表|ビットコイン82,000ドルまで回復

ビットコイン、関税の嵐を乗り切る「安全資産」としての可能性|バイナンスレポートまとめ

ビットコイン、関税の嵐を乗り切る「安全資産」としての可能性|バイナンスレポートまとめ

仮想通貨市場も急落「米国関税の90日間停止」を要求|パースカント社CEOビル・アックマン氏

仮想通貨市場も急落「米国関税の90日間停止」を要求|パースカント社CEOビル・アックマン氏

「金とビットコインが新たな準備資産に」米国債と株式の時代は終焉へ|アーサー・ヘイズ氏

「金とビットコインが新たな準備資産に」米国債と株式の時代は終焉へ|アーサー・ヘイズ氏

ビットコイン価格8万ドル割れ、ブラックマンデー再来で上昇予測も

ビットコイン価格8万ドル割れ、ブラックマンデー再来で上昇予測も

「ビットコインはヘッジとして機能」ウォール街が暴落する中でBTCが支持を得る

「ビットコインはヘッジとして機能」ウォール街が暴落する中でBTCが支持を得る