
米金融大手State Street:暗号資産取引プラットフォーム「Pure Digital」に技術提供
米国で2番目に長い歴史を持つ大手金融機関である「State Street(ステート・ストリート)」が、機関投資家向けの仮想通貨取引プラットフォームである「Pure Digital(ピュア・デジタル)」に技術提供を行うことが明らかになりました。
こちらから読む:Meitu、ビットコイン11億円相当を追加購入「暗号資産」関連ニュース
今年開設予定の暗号資産取引所に技術提供
英国の金融スタートアップである「Puremarkets(ピュアマーケッツ)」は2021年4月8日に、機関投資家向けの仮想通貨取引プラットフォームである「Pure Digital(ピュアデジタル)」の提供に向けて、米国の大手金融機関「State Street(ステート・ストリート)」が所有する外国為替テクノロジー・プロバイダー「Currenex(カリネックス)」から技術提供を受ける契約を結んだことを発表しました。
Pure Digital(ピュアデジタル)は「Currenex」の取引インフラと技術を活用して立ち上げられることになっており、現物引き渡しとカストディを扱う完全に自動化された店頭取引市場になると説明されています。
ピュアデジタルでは「交換所サービス」に加えて「デジタル資産の保管(カストディ)」も提供することを予定しており、利用者はカストディを自由に選択できる「マルチ・カストディ・ソリューション」を利用して取引できるようになると伝えられています。なお、同取引所は2021年半ば頃に暗号資産取引サービスを開始する予定だと報告されています。
ステート・ストリートは2021年3月の発表で『過去9年間に渡って"マルチアセットポートフォリオにおけるビットコインの潜在的な役割"について調査を行なってきた』ということを明らかにしており、『ビットコインが株式のヘッジ手段として使用されるケースはまだないが、その方向に向かっている可能性はある』との考えを語っていました。
「Puremarkets」は今回の発表の中で『ピュアデジタルとステート・ストリートはデジタル資産取引の分野でさらなる事業拡大を狙っている』とも語っています。
米国では大手金融機関の仮想通貨市場参入が続いており、今年2月には世界最大手の信託銀行である「BNY Mellon(バンク・オブ・ニューヨーク・メロン)」が『複数の暗号資産に対応した仮想通貨カストディサービスを2021年内に開始する予定であること』を発表しています。
こちらの記事も合わせてどうぞ
ビットコイン(BTC)などの購入は豊富な暗号資産を取り扱っている暗号資産取引所Coincheckからどうぞ。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
関連のある仮想通貨ニュース

Socios公式ファントークン「SOCIOSユナイテッド(SSU)」公開

Zaif「CMS:XEM保有者に対するCMS:XYMエアドロップ」の対応方針を発表

ブロックチェーンで実現した「分散型」音楽イベント ー Our Music Festival(OMF)

Morgan Stanley:韓国大手暗号資産取引所「Bithumb」買収に向けて交渉か=報道

「1BTC=220万円」に回復する日|ビットコイン最高値更新ポイントをアナリストが分析

Crypto.com:旅行宿泊予約サイト「Booking.com」と提携|最大25%割引を提供
注目度の高い仮想通貨ニュース
仮想通貨ニュース | 新着記事一覧
仮想通貨まとめ一覧

アバランチ(Avalanche/AVAX)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

ポリゴン(Polygon/MATIC)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

エバードーム(Everdome/DOME)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

Unstoppable Domainsとは?基本情報・特徴・使い方などを解説

ボバネットワーク(Boba Network/BOBA)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説
