暗号資産ヘッジファンド「Three Arrows Capital」米国で破産申請=報道
暗号資産の価格暴落でポジションを強制清算されたことが報じられていたシンガポール拠点の大手暗号資産ヘッジファンド「Three Arrows Capital(3AC)」が米国で破産申請を出したことが複数の報道で明らかになりました。
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米国破産法第15章の適用を申請
暗号資産の価格暴落でポジションを強制清算されたことが報じられていたシンガポール拠点の大手暗号資産ヘッジファンド「Three Arrows Capital(3AC)」が米国で破産申請を出したことが複数の報道で明らかになりました。
英領バージン諸島の裁判所は今週初めに「Three Arrows Capital」に清算を命じたため、現在は同社の清算作業が進められていますが、3ACは米国の資産を保護するために「米国破産法第15章(国際倒産)」の適用を申請したと報じられています。
米国破産法第15章とは、外国企業が米国以外の国で再建を進める期間に、米国の債権者による訴訟から保護され、資産を保護するためのものであり、『バージン諸島での清算手続きを速やかに行い、債務者から最大限の価値を回収して債権者保護に寄与すること』を目的として申請が行われたと報告されています。
Three Arrows Capitalの米国破産手続きの代理人は米国の多国籍法律事務所「Latham & Watkins(レイサム&ワトキンス)」が務めるとのことで、レイサム&ワトキンスは個々の債権者のアクションを抑制し、現状維持により債務者の財産を安定させると共に、債務者の財産に対する広範な調査を担うと報じられています。
>>「Bloomberg」の報道はこちら
>>「The Block」の報道はこちら
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