Flare Network:分散化を実現し「ベータモード」に|FLR配布イベントの続報も
XRP保有者に対するFLRトークンのエアドロップを発表したことなどでも知られる「Flare Network(フレアネットワーク)」は2022年10月28日に、同ネットワークが分散化を達成し、ベータモードに突入したことを発表しました。今月24日には『遅くとも2023年1月9日までにはFLRトークンの配布イベントが実施される』ということも報告されています。
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20のバリデータを分散化された形で運営
Flare Network(フレアネットワーク)は2022年10月28日に、同ネットワークが分散化を達成し、ベータモードに突入したことを発表しました。
公式発表によると、Flare Networkのメインネットは合計20のバリデータによって支えられているとのことで、そのバリデータの中の4つは「Flare Foundation」が運営、残り16のバリデータは「Blockdaemon・Figment・Staked・IntoTheBlock」という4つのバリデータパートナーによって運営されていると報告されています。
Decentralization achieved; Beta Mode engaged?
— Flare ☀️ (@FlareNetworks) October 28, 2022
ℹ️ 20 validators on mainnet, 4 run by the Flare Foundation, 16 run by validator partners@FlareNetworks (Foundation) = 4@BlockdaemonHQ = 4@Figment_io = 4@staked_us = 4@intotheblock = 4
?https://t.co/YGtAlIyXa4 pic.twitter.com/GIbIYUEKLY
分散化を実現:べータモード開始?
ℹ️メインネット上にある20のバリデータのうち、4つはFlare Foundationが運営、16はバリデータパートナーが運営しています。
Flare Foundation=4
Blockdaemon=4
Figment=4
Staked=4
IntoTheBlock=4
Flareは今回のツイートで分散化の節目となるポイントを超えたことを報告しており、「Flare財団が管理するネットワーク検証能力は33%未満になった」と説明しています。
FLR配布イベント、遅くとも「2023年1月9日」までに実施
Flareは今年9月末の発表で、FLRトークン配布イベントの時期について『十分な数のバリデーターが参加した場合、トークン配布イベントは10月24日〜11月6日の間に開催される予定』と報告していましたが、Flareの共同創設者兼CEOであるHugo Philion氏は2022年10月24日に投稿された一連ツイートで「一部取引所からの確認が取れていないことなどを説明して、配布計画が遅れていること」を報告、『遅くとも2023年1月9日までにはFLRトークンの配布イベントを実施する』と説明していました。
FLRトークン配布イベントは当初の予定よりも遅れているものの、Flareは今回の発表で『取引所パートナーとの間で適切な日付について合意が得られ次第、トークン配布イベントを開始することができる』と説明しているため、それほど遠くない将来にはFLR配布イベントが正式に開始されると予想されます。
FLRトークンについては、日本の暗号資産取引所である「bitbank」や「bitFlyer」が対象者への配布&取扱いを行う予定であることを発表しており、その他の取引所でもトークン配布に向けた準備が進められているため、今後のトークン配布イベントには期待が高まっています。