BINANCE:韓国市場進出に向け暗号資産取引所「Gopax」買収か=報道


暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」が、韓国の暗号資産取引所「Gopax(ゴーパックス)」を買収して韓国市場に進出することが、地元メディア「Decenter」の報道で明らかになりました。BINANCEは同社のCEOから41.2%の株式を購入する予定とのことですが、安定した経営を維持するために当面の間は同CEOが代表を務める予定だと報じられています。

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バイナンス、Gopax買収で韓国市場進出か

BINANCE(バイナンス)が、韓国国内の5大暗号資産取引所の1つである「Gopax(ゴーパックス)」を買収して韓国市場に進出することが、地元メディア「Decenter」の報道で明らかになりました。

Decenterの報道によると、BINANCEはGopax買収のための手続き確認など最終段階に進んでいるとのことで、事情に詳しい関係者は『当初は2022年のクリスマス前後に買収を発表する計画だったが、持分価値の算定などをめぐって最終協議を進めている』と語ったと伝えられています。

バイナンスはゴーパックスのCEOでありながら同社の筆頭株主であるLee Jun-Haeng氏から41.2%の株式を購入する予定であるものの、安定して取引所を運営するために、当面の間はLee Jun-Haeng氏が代表を務めることになるとされています。

BINANCEは以前から「世界各国の規制を遵守してサービスを提供する方針であること」を強調していましたが、Gopaxの買収が完了すれば韓国でも同社を介して間接的にサービスを提供することができるようになります。

Decenterは『今回の件についてバイナンスにコメントを求めたが事実関係を認めてくれなかった』と報じていますが、実際にバイナンスが韓国市場に進出した場合には、Upbitの独走状態に変化が見られるかもしれないとも報じています。

バイナンスは過去数年間にわたって仮想通貨関連企業の買収を進めており、昨年は日本の暗号資産交換業者「サクラエクスチェンジビットコイン(Sakura Exchange BitCoin/SEBC)」の発行済み株式のすべてを取得して日本市場に本格進出することも発表されています。

>>「Decenter」の報道はこちら

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