
anetaBTC:Cardanoライトウォレット「Lace」を統合
ビットコイン(BTC)をCardanoやErgoのブロックチェーンネットワーク上で取引できるようにする完全オンチェーンの分散型プロトコルを構築している「anetaBTC」が、カルダノ開発企業「Input Output」が提供するライトウォレットプラットフォーム「Lace」を統合することが明らかになりました。
メインネットで正式リリース「Lace」とは?
anetaBTCが「Laceウォレット統合」を発表
ビットコイン(BTC)をCardanoやErgoのブロックチェーンネットワーク上で取引できるようにする完全オンチェーンの分散型プロトコルを構築している「anetaBTC」は2023年4月18日に、先日リリースされたCardano(ADA)のライトウォレット「Lace」を「anetaBTC」に統合することを発表しました。
Laceはカルダノ開発企業「Input Output」が提供する軽量型のウォレットプラットフォームであり、カルダノ関連の暗号資産をまとめて管理できる他、Cardano NFTの表示や送受信・NFTマーケットプレイスとの接続・DAppsとの接続・ステーキングなどの機能も搭載されています。
anetaBTCは『今週木曜日のパブリックテストネット初日からLaceウォレットを利用することができる』と報告しており、今回のツイートはLaceの公式Twitterアカウントにも引用リツイートされています。
whoop whoop! https://t.co/uneTYxf1VT
— lace.io (@lace_io) April 18, 2023
私たちはLaceウォレットを統合します。今週木曜日のパブリックテストネット初日から利用できるようになります👼
anetaBTCとは?
anetaBTCとは、ビットコインをCardanoやErgoのブロックチェーンネットワーク上に直接ラップできる完全オンチェーンの分散型プロトコルであり、Cardanoネットワーク上で利用可能なラップドビットコインとなる「cBTC」や、Ergoネットワーク上で利用可能なラップドビットコインとなる「eBTC」などを開発しています(*1)。
(*1)ラップドビットコイン:ビットコインを他のブロックチェーンネットワーク上で使えるようにすることを目的として開発された仮想通貨。ビットコイン価格と価格が連動するように設計されているため、通貨1枚あたりの価値は基本的にBTCの価値と同じであるものの、他のブロックチェーン上で発行することによって取引速度・取引手数料・機能など複数の面で対象ブロックチェーンの利点を活用することができるようになっている。
仮想通貨業界では、イーサリアム上のラップドビットコインである「wBTC」などといった複数のラップドトークンが発行されていますが、anetaBTCではカルダノ・エルゴ上のラップドビットコインである「cBTC・eBTC」が開発されているため、これによって両チェーン上でもBTCのラップドトークンを活用できるようになり、カルダノ・エルゴ上でBTCの価値を解き放つことができると期待されています。
カルダノ(Cardano/ADA)のブロックチェーン上では続々と新しいサービスの開発が進められているため、今月Laceがリリースされたことによって、今後はさらに多くの分散型アプリケーション(DApps)などでLaceが統合されていくことになると予想されます。
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