
ジャスミー「第二鍵を利用したセキュリティに関する新技術」の特許取得
ブロックチェーンを用いてログ情報を安全に保管
ジャスミーコイン(JasmyCoin/JMY)を発行していることでも知られるジャスミー株式会社は2023年5月8日に、第二鍵を利用したセキュリティに関する新たな技術特許を取得したことを発表しました。
ジャスミー株式会社は「これまでは一部の個人情報を含む端末のログ情報が強固な暗号化処理を行わずに保存されることがあったが、現在はIoTの普及によってこの"ログ情報"の重要性が高まってきている」と説明しています。
このような現状を受けた同社は「端末のログ情報をブロックチェーン上に記録しつつ、新たな鍵生成方式を発明して、ログ情報を安全に保管する方法の開発」に取り組んできたとのことで、「今回の新技術を同社が提供するブロックチェーンサービスと連携させることによって、強固なセキュリティソリューションが実現することになる」と説明されています。
新技術の詳細について
今回特許が取得された技術を用いたプログラムをインストールした端末では、第一鍵と複数の指定されたソフトウェアから作成される情報を用いて"複数の第二鍵"を作成、第二鍵にそれらの作業内容を含むログが記録された場合は、第一鍵または第二鍵を用いて暗号化したログをブロックチェーンに記録することが可能になると説明されています。
また、第一鍵とユーザ情報または端末情報を用いて第二鍵を作成し、端末装置での作業内容を示すログを第二鍵を用いて暗号化してブロックチェーンに記録することも可能になるとも説明されています。
なお、管理者側から所定の秘密鍵を用いて暗号化した情報がブロックチェーンに書き込まれた場合は、所定の公開鍵と第一鍵または第二鍵を受け取り、その情報を復号化することが想定されているとのことです。
汎用的に幅広い分野で利用可能
この技術は「サーバーからユーザー端末を認証する従来の仕組み」に加えて「ユーザ端末側からサーバー認証への応用」も可能な方式であるため、ブロックチェーンだけでなく汎用的に幅広い分野で利用できると説明されています。
ジャスミー関連製品での活用イメージとしては以下の4点が挙げられており、今後は同社が提供するPC・IoT機器製品への実装を拡張し、さらなる安全安心なプラットフォームとサービスの提供を行っていくと説明されています。
- Jasmy Secure PCにおける機器操作記録の処理
- 生体認証を含めたユーザ認証時の秘匿情報や認証ログの処理
- IoT機器におけるログ情報の管理
- ウォレットアプリ等のアプリにおいて、重要情報の編集及び受け渡しにおけるログ管理
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