シバイヌ:1週間で約5億7,000万SHIBをバーン「Robinhood大量保有」の報告も
バーンレートは71.91%上昇
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)の供給量を減らす「SHIBバーン」の取り組みで、先週の週間バーンレートが71.91%上昇し、1週間で約5億7,000万枚のSHIBトークンがバーンされたことが明らかになりました。
バーン(Burn/焼却)とは、市場で流通している発行済みの暗号資産を"誰も利用できないウォレット"へと送金することによって利用不可能にし、その暗号資産の供給量を減らす行為のことを指します。
多くの仮想通貨は総発行枚数が限られているため、バーンを実施して市場で流通するトークンの枚数が減少すると、トークン1枚あたりの希少価値が高まり、価格上昇に繋がると期待されています(※実際の価格への影響は需要と供給のバランスに基づきます)。
仮想通貨SHIBのバーンに関する情報を毎日発信しているShibburn(@shibburn)の報告では、先々週の合計バーン枚数は「338,915,708枚」とされていましたが、17日に報告された先週のバーン枚数は「570,455,129枚」とされています。
In the last 7 days, there have been a total of 570,455,129 $SHIB tokens burned and 110 transactions. #shib pic.twitter.com/Ppx78mWNU4
— Shibburn (@shibburn) September 17, 2023
過去7日間で110件のトランザクションが行われ、合計570,455,129枚のSHIBトークンがバーンされました。
SHIBは「最大供給量が約1,000兆SHIB」と供給量が非常に多い暗号資産であるため、通貨1枚あたりの価格が0.001円と安くなっていますが、SHIBのバーンが進んで実際に利用できるSHIBの枚数が減少すれば、SHIBの価格も上昇する可能性があるため、バーン関連の取り組みは以前から注目されています。
実際にバーンで価格が上昇するためには「供給量の削減」に加えて「需要の増加」が必要となりますが、SHIBは日本国内の暗号資産取引所を含む世界中の様々な取引所に上場しており、「Shibarium」などのプロジェクト展開も順調に進められているため、一連の取り組みによって需要も高まっていくと期待されています。
◆2023年9月18日時点におけるSHIBの総燃焼量・総供給量・循環供給量
最大供給量 | 999,983,368,984,689 SHIB |
総燃焼量 | 410,659,210,220,393 SHIB |
総供給量 | 589,340,789,779,606 SHIB |
循環供給量 | 579,599,204,140,222 SHIB |
バーガーチェーン展開も
Robinhoodは「8,770億SHIB」を追加
別の報告では人気の投資アプリ「Robinhood」が2023年8月31日〜2023年9月13日までの期間に8,770億枚のSHIBを保有暗号資産に追加したということも報告されています。
Robinhood(ロビンフッド)に関しては先月末の報道で「世界第3位のBTCクジラはロビンフッドだった」ということも報じられていましたが、同社が保有する暗号資産の中で特に保有量が多いのは「BTC・ETH・SHIB」の3銘柄であるとも報告されています。
なお、2023年9月18日時点におけるロビンフッドのSHIB保有枚数は、2億5,500万ドル(約376億円)に相当する「約34兆9,990億枚」とされています。
(画像:Arkham Intelligence)
今後も様々な展開を予定