シバイヌ:Web2&Web3対応の「.shib」ドメイン提供へ|TLD取得に向けD3と提携

by BITTIMES   

.shibの取得に向けて「D3」と提携

シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)は2023年12月20日に「.shib」というトップレベルドメインの申請・取得に向けて、ドメイン関連企業である「D3」と提携したことを発表しました。

今回の提携は、先月発表されたSHIB関連の様々な情報を発信するWEBマガジン「The Shib」の第7号で発表されており、D3からも以下のように発表が行われています。

私たちは「.shib」というトップレベルドメイン(TLD)の申請・取得に向けて「Shib Token」と提携しました🤝

詳細はこちら 👉 https://d3.app/shib

トップレベルドメイン(TLD)とは、「bittimes.net」における「.net」のようなドメイン名の最後の部分のことであり、現在は「.com、.net、.org」などといった様々なトップレベルドメインが存在しています。

今回の提携は「.shib」という新しい種類のトップレベルドメインを取得することを目的としたもので、SHIBチーム単体でTLDを取得することはできなかったため、ドメイン関連の専門家である「D3」と提携することになったと説明されています。

なお、SHIBチームとD3は今後、インターネット上で利用される識別情報の割り当てや管理などを行う国際的な非営利組織である「ICANN」に対して次の申請期間中に申請を行うことを予定しているとのことです。

Web2&Web3対応「.shib」ドメインを提供

仮想通貨業界ではNFTを活用した様々なブロックチェーンドメインが登場してきており、シバイヌも今年10月末に「Shib Name Service(SNS)」という分散型IDプラットフォームをローンチして「.shib」で終わる分散型IDを取得できるようにしていました。

ただし「.crypto」や「.eth」などといったWeb3ドメインはドメインネームシステム(DNS)上で動作しないため、Webブラウザや電子メールなどの重要なインターネットツールではネイティブに機能せず、「.com」や「.net」などのWeb2ドメインはDNS上では動作するがウォレットやデジタルIDなどのWeb3ツールではネイティブに機能しないという問題がありました。

今回の提携はそのような問題を解決することを目的とした革新的なもので「.shib」のトップレベルドメイン取得が完了すれば、Web2とWeb3の両方に対応するトップレベルドメインが誕生し、.shibのドメイン所有者は以下のようなことが可能になると報告されています。

  • 一般的なウェブブラウザでドメインを使用する
  • ドメインを使用してメールを設定・送信・受信する
  • ドメインをマルチチェーン・クロスプラットフォームIDとして使用する

「*shib」のアスタリスクについて

ユーザーは「〜*shib」という形式のドメインを取得することができるとのことで、暫定的に「*」を使用する理由はDNSとの間でドメイン名が衝突する可能性を避けるためだと説明されています。

ドメイン名の衝突は以前から発生している重要な問題で、昨年10月にはNFTドメインを販売している「Unstoppable Domains」が、他サービスとのドメイン重複が発覚したことを受けて「.coin関連のドメイン提供終了」を発表していました。

.coinドメインの提供終了時には「.coinドメイン所有者に対して"ドメイン購入時に支払われた金額の3倍のクレジット"を提供する」という対応も取られていたため、ドメイン衝突にあらかじめ対処しておくことは非常に重要であると考えられます。

.shibドメインの早期アクセス受付も開始

「.shib」のトップレベルドメイン取得までにはしばらく時間がかかると予想されていますが、現在は「D3の公式サイト」で.shibドメインの早期アクセス受付も開始されています。

.shibドメインの取得ページでは、自分が取得したいドメイン名を検索して「そのドメインが利用可能かどうか」を確認することが可能で、そのままD3のアカウント作成に進むこともできるようになっています。

なお、今「*shib」のドメイン名を取得すると正式ローンチ時に招待される最初のユーザーに1人になることができるとのことで「他の人にドメイン名が取得される前に対象のドメイン名を保護することができる」とも説明されています。

また、既にShib Name Service(SNS)を通じて自分のドメインを取得している場合には、その名前が引き継がれ、自分の*shib名を取得できるようになるとも説明されています。

53億人のインターネットユーザーを巻き込む

「.shib」ドメインの取得が完了して正式ローンチされると、53億人のインターネットユーザー全員が各種ドメインにアクセスできるようになるため、SHIBエコシステム以外のコミュニティや個人も巻き込むことが可能になり、新たな10億人のユーザーを受け入れることができると期待されています。

SHIBチームは「www.xyz.shibと入力すると自分の.shibサイトにアクセスでき、電子メールアドレスがinfo@xyz.shibになる可能性があると想像してみてほしい」と述べており、XやInstagramなどの様々なSNSで「*shib」のユーザー名が使用されるなど、様々な可能性があることを説明しています。

.shibドメインの詳細は「D3の公式サイト」や「The Shib:第7号」で確認することができます。

>>SHIB関連の最新記事はこちら

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連のある仮想通貨ニュース

ビットトレード:アプトス(APT)・トンコイン(TON)取扱いへ

ビットトレード:アプトス(APT)・トンコイン(TON)取扱いへ

【Coincheck NFT】サービス開始記念「CryptoSpellsのレジェンドカード」限定販売へ

【Coincheck NFT】サービス開始記念「CryptoSpellsのレジェンドカード」限定販売へ

LINEの独自通貨リンク(LINK/LN)韓国の大手取引所「Bithumb」に上場

LINEの独自通貨リンク(LINK/LN)韓国の大手取引所「Bithumb」に上場

ビットゲット:トルコ向けの暗号資産取引所「Bitget TR」公開

ビットゲット:トルコ向けの暗号資産取引所「Bitget TR」公開

米大統領候補カマラ・ハリス氏は仮想通貨・人工知能に前向き?

米大統領候補カマラ・ハリス氏は仮想通貨・人工知能に前向き?

ビットコイン大量売却の懸念|5年半休眠状態のクジラが「8,000 BTC」を取引所に移動

ビットコイン大量売却の懸念|5年半休眠状態のクジラが「8,000 BTC」を取引所に移動

注目度の高い仮想通貨ニュース

仮想通貨ニュース | 新着記事一覧

仮想通貨まとめ一覧

仮想通貨を保有するだけで増える「ステーキング対応のおすすめ取引所」税金に関する注意点も

仮想通貨を保有するだけで増える「ステーキング対応のおすすめ取引所」税金に関する注意点も

【年利最大9%】ソラナ(SOL)をステーキングで増やす方法|画像付きで解説

【年利最大9%】ソラナ(SOL)をステーキングで増やす方法|画像付きで解説

【年利40%以上】フレア(Flare/FLR)をラップ&デリゲートで増やす方法|画像付きで解説

【年利40%以上】フレア(Flare/FLR)をラップ&デリゲートで増やす方法|画像付きで解説

シバイヌDEX「ShibaSwap」の使い方|流動性提供の方法などをまとめた解説動画公開

シバイヌDEX「ShibaSwap」の使い方|流動性提供の方法などをまとめた解説動画公開

各種仮想通貨を「Shibarium基盤BONE」に簡単交換|ガス代補充機能の使い方を解説

各種仮想通貨を「Shibarium基盤BONE」に簡単交換|ガス代補充機能の使い方を解説

‌NFTマーケットプレイス「Magic Eden」とは?機能や使い方などを解説

‌NFTマーケットプレイス「Magic Eden」とは?機能や使い方などを解説