自動利回り付きのイーサリアムL2「Blast」メインネットローンチ
Blast(ブラスト)のメインネットが稼働
イーサリアム(ETH)の新たなレイヤー2ブロックチェーンである「Blast(ブラスト)」は2024年3月1日に、Blastのメインネットが正式稼働したことを発表しました。
Blast(ブラスト)は、大手NFTマーケットプレイス「Blur」の創設者であるPacman氏が立ち上げたイーサリアムのレイヤー2ネットワークであり、ネットワークに預けられたETHやステーブルコインに対して自動的に利回りを提供することなどを特徴としています。
昨年11月に「Paradigm」や「Standard Crypto」などの著名投資会社から2,000万ドル(約30億円)を調達したBlastは、関連するエアドロップ計画などで以前から注目を集めていましたが、3月1日にはBlastのメインネットが正式にローンチされたことが報告されています。
The Blast Mainnet is NOW LIVE
— Blast (@Blast_L2) February 29, 2024
Early Access users can bridge to Mainnet and use Blast-native Dapps that don’t exist anywhere else👇 pic.twitter.com/mt5dJOADMp
Blastのメインネットが稼働
早期アクセスユーザーはメインネットにブリッジして、他には存在しないBlastだけの特別なDAppsを使うことができます👇
ネットワーク利用者に自動利回りを提供
Blastは「ネイティブ・イールド」と呼ばれる独自の報酬配分システムを導入しているため、Blastのネットワーク上でETHやステーブルコインを保有しているユーザーは自動的に安定した利益を得ることができます。
具体的には、ETHはステーキングによる運用で利益(年利4%)を発生させる仕組みで、USDT・USDT・DAIなどのステーブルコインは「USDB」というステーブルコインに自動変換され、MakerDAOなどの米国債連動プロトコルによる運用で利益(年利5%)を発生させる仕組みとなっています。
Blastのメインネットはすでに稼働しているため、MetaMask(メタマスク)などの自己管理型ウォレットで仮想通貨を保有している人は、Blastの公式サイトにウォレットを接続することによってETHなどをBlastネットワークにブリッジすることができます。
なお、Blastの公式サイトに記載されているデータによると、2024年3月2日時点におけるBlastの預かり資産(TVL)は24億ドル(約3,600億円)に達しているとのことで、総ユーザー数は254,072人に達していると報告されています。
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