Yay!がワールドコインと提携|World IDでバーチャルワールドが進化
バーチャルワールド「Yay!」でWorld IDの導入開始
株式会社ナナメウエは6月25日、「好きでつながる」バーチャルワールド『Yay!』で、ワールドコイン(Worldcoin/WLD)の個人認証機能「World ID」との連携を開始すると発表した。この連携により、新しいアカウントの作成や既存アカウントのログイン時に、World IDを選択できるようになる。
ナナメウエは、この連携によりユーザーのアカウントを強固に保護し、不正なボットアカウントの防止を強化すると述べている。これにより、ユーザーは安心して『Yay!』を利用できる環境が整えられる。
Yay!のWorld IDの認証方法(画像:株式会社ナナメウエ)
World IDの詳細とその影響
ワールドコインが提供する「World ID」は、AI時代において「人間であることを証明する」ための画期的なIDだ。
昨年12月にリリースされたアップグレード版「World ID 2.0」では、虹彩認証を行わずにIDを取得することが可能となり、多くのユーザーに利用されている。すでにRedditやテレグラム、Shopifyなどの大手プラットフォームでも採用されており、その信頼性と利便性が証明されている。
また、ワールドコインはベーシックインカムとしても注目されており、「オーブ」という虹彩認証機器を使用して「World ID」を取得したユーザーに独自トークンWLDが付与される仕組みを持っている。現在、米国外の機関投資家や投資会社向けにトークンセールも計画中である。
ワールドコインの詳細はこちら
Yay!の未来:トークンとNFTが織り成す新たな経済圏
Yay!の成長とユーザー体験の進化
Yay!は「すべての人に居場所を」というコンセプトで2020年にサービスを開始し、2023年11月時点で800万人が利用するまでに成長している。ユーザーは、趣味が合う仲間とつながり、様々なコミュニティ運営やグループ通話を通じて、雑談やゲームを楽しんでいる。
今後、Yay!はさらに進化し、トークンとNFT(非代替性トークン)の経済圏を構築する予定だ。この計画により、ユーザーはデジタルアセットを活用した新たな体験が可能となる。
YAYトークンの詳細とその利用方法
Yay!は国内大手仮想通貨取引所bitFlyerと提携し、独自の仮想通貨「YAY」のIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)を予定している。YAYトークンはイーサリアム上で発行されるERC-20規格を利用し、発行上限枚数は100億枚となる。
ユーザーは、取引所でYAYトークンを取得できるほか、ステーキングやゲーム内ペットNFTであるPalの購入などの条件を満たすことで報酬として受け取ることも可能だ。これにより、Yay!内での経済活動がさらに活発化し、ユーザー体験が一層充実することが期待されている。
こちらの記事もあわせてどうぞ
(株式会社ナナメウエ発表)