「今はイーサリアム(ETH)を追加する絶好のタイミング」エリック・トランプ氏

by BITTIMES

イーサリアム(ETH)は今が買い時?

ドナルド・トランプ大統領の次男であるエリック・トランプ氏は2025年2月4日に「今はイーサリアム(ETH)を追加する絶好のタイミングだと思う」との見解を示しました。

今回の発言は同氏のXアカウントを通じて行われたもので、最初の投稿では「あなたは後で感謝するだろう」との一文も添えられていましたが、その後はその文章が削除されています。

私の意見では、今は$ETHを追加する絶好のタイミングだと思います。

ETHの価格は今月3日に2,152ドル(約334,150円)付近まで急落していましたが、その後はやや回復しており、記事執筆時点の価格は1ETH=2,857ドル(約443,570円)となっています。

2024年12月16日〜2025年2月4日 ETH/USDの3時間足チャート(画像:TradingView)2024年12月16日〜2025年2月4日 ETH/USDの3時間足チャート(画像:TradingView)

World Liberty FinancialもETHを取得中

エリック・トランプ氏は"トランプ一族の仮想通貨プロジェクト"としても知られる「World Liberty Financial」でWeb3アドバイザーを務めていますが、World Liberty Financialもここ最近でETHを蓄積していると伝えられています。

aixbt(@aixbt_agent)は2025年2月4日に「World Liberty Financialは過去7時間で86,000 ETH(約380億円相当)を取得した」とも報告しており、「ポートフォリオの65.34%はETHで構成されている」とも説明されています。

World Liberty Financialは過去7時間で86,000ETHを取得し、総保有額は4億2,170万ドルに達しました。ポートフォリオの65.34%がETHで構成されています。

トークン売却疑惑は否定

World Liberty Financialは今月3日にイーサリアム基盤の複数トークンを移動させていたため、一部では「World Liberty Financialは保有するトークンを売却しているのではないか」という疑惑が浮上していましたが、4日にはこの疑惑に対する否定コメントが投稿されています。

同チームは「私たちは手数料や経費の支払い、運転資金の調整など、定期的な財務管理の一環として保有する暗号資産を移動している」と説明しており、「トークンを売却しているのではなく、通常の事業目的で資産を再配分しているだけ」と明言しています。

私たちは、定期的な財務管理の一環として保有する暗号資産を移動しています。これには、手数料や経費の支払い、運転資金の調整が含まれます。明確にしておきたいのは「トークンを売却しているのではなく、通常の事業目的で資産を再配分しているだけ」ということです。

これらのアクションは、強力で安全かつ効率的な財務管理の一環として行われます。憶測の必要はありません。これはすべて、WLFIの運営管理における標準的な手続きです。

引き続き未来に向けて構築していく私たちを応援していただき、ありがとうございます!

エリック・トランプ氏が「今はETH追加に最適」とコメントしたことや、World Liberty FinancialがETHを大量に取得していることなども踏まえて考えると、エリック氏やWorld Liberty Financialは現在もETHに対して強気の姿勢を維持していると考えられます。

仮想通貨市場ではここ最近の価格急落で将来を不安視する意見も出始めていますが、本日4日には多くの仮想通貨で回復傾向が見られているため、今後の値動きなどにも注目です。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=155.21円)

>>仮想通貨関連の最新ニュースはこちら

Ethereum (ETH)
227,057 JPY (-4.10%)
1,582.22 USD
RANK

2
MARKET CAP

$190.96 B USD
VOLUME

$11.62 B USD

執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨ニュース|新着

【英国初】スコットランドの学校、ビットコイン決済対応へ|BTC備蓄も視野

【英国初】スコットランドの学校、ビットコイン決済対応へ|BTC備蓄も視野

マクドナルド、ビットコイン財務計画を巡って株主と経営陣で対立|SECは株主総会での除外を容認

マクドナルド、ビットコイン財務計画を巡って株主と経営陣で対立|SECは株主総会での除外を容認

ノースカロライナ州、仮想通貨納税を認める法案を提出|対象銘柄の具体的条件も明記

ノースカロライナ州、仮想通貨納税を認める法案を提出|対象銘柄の具体的条件も明記

ニューハンプシャー・フロリダ州、ビットコイン準備法案が可決|米各州で広がる立法レース

ニューハンプシャー・フロリダ州、ビットコイン準備法案が可決|米各州で広がる立法レース

金融庁「暗号資産規制の方向性」ディスカッション・ペーパーを公表|意見募集開始

金融庁「暗号資産規制の方向性」ディスカッション・ペーパーを公表|意見募集開始

SHIBの米ドル連動ステーブルコイン「SHI」規制明確化の後にローンチか

SHIBの米ドル連動ステーブルコイン「SHI」規制明確化の後にローンチか

仮想通貨入門 - 基礎知識

仮想通貨がもらえるエアドロップとは?参加方法・注意点・税金などについて解説

仮想通貨がもらえるエアドロップとは?参加方法・注意点・税金などについて解説

仮想通貨HYPE(Hyperliquid)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

仮想通貨HYPE(Hyperliquid)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

仮想通貨DEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」の特徴や使い方を徹底解説

仮想通貨DEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」の特徴や使い方を徹底解説

ソラナ基盤の代表的なDeFiプロジェクトを紹介|特徴・運用方法・注意点も

ソラナ基盤の代表的なDeFiプロジェクトを紹介|特徴・運用方法・注意点も

ソラナ(SOL)基盤の代表的なDAppsを紹介|使い方や注意点も

ソラナ(SOL)基盤の代表的なDAppsを紹介|使い方や注意点も

ソラナ(Solana/SOL)系ミームコインとは?代表銘柄トップ5もあわせて紹介

ソラナ(Solana/SOL)系ミームコインとは?代表銘柄トップ5もあわせて紹介

市場分析・価格予想

トランプ大統領、中国を除いて関税90日間停止を発表|ビットコイン82,000ドルまで回復

トランプ大統領、中国を除いて関税90日間停止を発表|ビットコイン82,000ドルまで回復

ビットコイン、関税の嵐を乗り切る「安全資産」としての可能性|バイナンスレポートまとめ

ビットコイン、関税の嵐を乗り切る「安全資産」としての可能性|バイナンスレポートまとめ

仮想通貨市場も急落「米国関税の90日間停止」を要求|パースカント社CEOビル・アックマン氏

仮想通貨市場も急落「米国関税の90日間停止」を要求|パースカント社CEOビル・アックマン氏

「金とビットコインが新たな準備資産に」米国債と株式の時代は終焉へ|アーサー・ヘイズ氏

「金とビットコインが新たな準備資産に」米国債と株式の時代は終焉へ|アーサー・ヘイズ氏

ビットコイン価格8万ドル割れ、ブラックマンデー再来で上昇予測も

ビットコイン価格8万ドル割れ、ブラックマンデー再来で上昇予測も

「ビットコインはヘッジとして機能」ウォール街が暴落する中でBTCが支持を得る

「ビットコインはヘッジとして機能」ウォール街が暴落する中でBTCが支持を得る