
ブロックチェーン技術で囲碁リーグ「GoBlock」を設立|李世ドル
ブロックチェーンベースの囲碁プロリーグ「GoBlock」の開発が進められています。この新しいアプリケーションはGoogle(グーグル)の人工知能(AI)を搭載した「AlphaGo(アルファ碁)」との対局で破れた囲碁棋士である李世ドル(lee Sedol)氏が、韓国の企業「The Blockchain Inc」と協力して立ち上げに取り組んでいます。
こちらから読む:ブロックチェーンとは?仕組みをわかりやすく解説【図解あり】
韓国のプロ囲碁棋士|李世ドル
李世ドル氏(引用:blogspot.com)
韓国の李世ドル(lee Sedol)氏は九段の囲碁棋士であり、世界最強の1人として有名な人物です。しかし李氏は2016年3月、「Google DeepMind」が開発したコンピュータ囲碁プログラムである「AlphaGo」との対局を行い、4-1で敗北しています。
この対局によって世界的に注目されている李氏は、韓国のブロックチェーン企業である「The Blockchain Inc」と協力して分散型のプロ囲碁リーグである「GoBlock」の設立に取り組んでいます。
Ethereumネットワークによるデータ管理
GoBlockは囲碁のプロリーグをeスポーツをプレイする人々向けに、韓国、中国、日本で提供することを予定しています。参加するプレイヤーは世界規模のプロリーグで対局を行うことができます。
李氏は、プロの囲碁棋士やリーグのサポーター、視聴者、広告主などの全ての人々が恩恵を受けることができる報酬制度を構築することも計画しています。またGoBlockはアマチュアリーグを提供することも予定しているため、初心者プレイヤーでもプラットフォーム上で提供されるトレーニングに参加して腕を磨くことができます。
GoBlockは地方分権や透明性などを確保し、対局を公平なものにするために、それらのデータをイーサリアム(ETH)ネットワーク上に構築し、ブロックチェーン上で記録・管理を行います。これらの対戦記録は商品化も予定されており、報酬システムとプラットフォーム全体を管理するための一環としてトークンを発行し、対局記録、リーグ、ゲームプレイヤーをサポートすると伝えられています。
李氏は今回の発表にあたり、自身がブロックチェーンの技術に魅了されており、それらの技術が多くの可能性を秘めていると考えていることを語っています。
私はブロックチェーンテクノロジーの地方分権化されている点や透明性などに惹かれました。ブロックチェーン技術とトークン経済がGoBlockに適用されると、ゲームの生態系を拡大するだけでなく、想像もつかないほどの変化をもたらすことができるでしょう。
イーサリアムのブロックチェーンを活用したゲームなどは世界中で製作されています。
最近の発表では、メジャーリーグベースボール(Major League Baseball/MLB)が、分散型アプリケーション(DApps)などの開発に取り組むソフトウェア企業「Lucid Sight(ルシッド・サイト)」と協力して、ゲーム内でETHを使用することができる野球ゲームを開発しています。
MBLが開発に取り組む野球ゲームはこちら
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