欧州サッカー連盟(UEFA):ブロックチェーンを活用したチケット販売システムを導入
ブロックチェーン・テクノロジーによって、より安全にチケットを管理できるようになりました。欧州サッカー連盟(UEFA)は、Blockchainを活用した携帯電話による新しい発券システムの導入に成功したことを8月16日に発表しました。今後はこれらの技術の研究・開発がさらに進められ、より多くの試合でも利用できるようなるとも報告されています。
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欧州サッカー連盟(UEFA)は、2018年5月にフランスのリヨンで行われた「UEFAヨーロッパリーグ決勝トーナメント」で、一般大衆向けチケットの50%をブロックチェーンチケットシステムを用いて販売し、無事大きな問題もなく成功させたことを8月16日に発表しました。
この新しいチケットシステムは、iOSとAndroid用のアプリとして提供されており、8月15日にエストニアの首都タリンで開催されたレアル・マドリードとアトレティコ・マドリードの試合で実際に導入されています。
スタジアムの入り口にはBluetoothデバイスを組み合わせたブロックチェーン技術を活用したチケット配布システムが導入されています。UEFAはこれらの技術をその他の試合でも活用していくことを計画しており、システムを発展させるためにさらなる研究開発に取り組んでいます。
UEFAはこのシステムを導入することによって、チケットの複製を防止し、より簡単かつ安全にチケットを配布することを目指しています。
(画像:サッカーキング)
気になる試合結果は、マドリード・ダービーを制したアトレティコ・マドリードが、UEFAスーパーカップの王者であるレアル・マドリードを延長戦の末に4対2で抑え、およそ6年ぶりであり今回で3回目となるUEFAスーパー杯の勝者となりました。
レアル・マドリードは、Cristiano Ronaldo(クリスティアーノ・ロナウド)選手がイタリアのユヴェントスFC(Juventus Football Club s.p.a)に移籍したことによってオフェンスの重要人物を失ったことが懸念されていました。
ブロックチェーン技術はすでにサッカー業界の様々な場面で導入されており、仮想通貨を発行している選手なども複数人報告されています。
チケットの購入などにもブロックチェーン技術が導入され、実際にスマートフォンで簡単に支払いを行うことができるようになったことによって、既存のサッカー関連の仮想通貨やブロックチェーンプロジェクトもより本格的に色々ことに活用していけるようになってくることでしょう。