アメリカ最大級の「科学博物館」が仮想通貨済に対応|オハイオ州五大湖科学センター

by BITTIMES   

アメリカ・オハイオ州最大規模の科学博物館「五大湖科学センター(Great Lakes Science Center)」は、2018年11月13日からビットコイン決済の受け入れを開始します。同センターが位置するクリーブランドでは、仮想通貨(Cryptocurrency)やブロックチェーン(Blockchain)のさらなる普及に向けた取り組みが進められています。

こちらから読む:東京のタクシーでも導入開始「仮想通貨決済」関連ニュース

NASAも協力する人気スポット|五大湖科学センター

五大湖科学センター(Great Lakes Science Center)は、1996年に開館したアメリカ・オハイオ州クリーブランドにある科学博物館です。施設内には科学、テクノロジー、五大湖の自然環境をテーマにした400点を超える体験型の展示品が並んでいます。

博物館内部の「NASA Glenn Visitor Center(NASA・グレン・ビジター・センター)」には、宇宙での食事方法を観察したり、火星の地形のレプリカの中を歩いてみたりといった、宇宙飛行士の生活を学ぶことができる様々なスペースが用意されています。

宇宙に関する知識だけでなく、ロボットアームを操作したり、再生可能エネルギーについて学んだりといった、科学、テクノロジーといった幅広いジャンルを扱うこの博物館は、有名な観光地として世界的にも高い知名度を誇っています。

クリーブランドの「ブロックチェーン革新」を促進

technology

五大湖科学センターのCEOであるKirsten Ellenbogen(クリスティーン・エレンボーゲン)氏は、ビットコイン決済を導入する理由について、この地域におけるブロックチェーン技術の成長を促進させるためだと説明しており、『ビットコイン決済の導入は、クリーブランドにおけるブロックチェーン技術の成長を促進するための活動の一部に過ぎない』と語っています。

アメリカではすでに複数の博物館が仮想通貨決済を導入しており、テキサス州とフロリダ州の博物館も以前からビットコイン決済を導入しています。五大湖科学センターは正式には米国で3番目にビットコイン決済を導入する博物館であり、その他の博物館のようにブロックチェーン技術や仮想通貨のさらなる普及・成長を望んでいます。

五大湖科学センターを訪れた人々は、ビットコイン(BTC)を使用して入場券を購入し、「NASAグレンビジターセンター」を利用することができます。同センターは最近「拡張現実(VR)」の技術を用いたモバイルアプリもリリースしており、それらのアプリを使用して宇宙空間での様々な実験を行うことができるサービスも提供しています。ビットコイン決済の導入はこれらの新しいアプリケーションの開発に続く、2つ目の革新的プロジェクトとなります。

五大湖科学センターの詳しい情報は以下の公式サイトからどうぞ
五大湖科学センターの公式サイトはこちら

Blockchainの「中心地」を目指すオハイオ州

ohio-bockchain

オハイオ州とクリーブランドは、ブロックチェーン技術開発の中心地になることを目指しているアメリカの代表的な地域の一つでもあります。オハイオ州下院議員の議長であるRyan Smith(ライアン・スミス)氏は、今年の8月に『オハイオ州がブロックチェーン技術を扱う代表的な地域となることを望んでいる』と語っています。

クリーブランドはオハイオ州の中でも特にブロックチェーン技術の発展に力を入れている地域でもあり、仮想通貨決済を導入する動きが加速しています。米国最大の自動車販売店の1つでもあるクリーブランドの「Bernie Moreno Companies(BMC)」は、
ビットコイン(Bitcoin/BTC)
イーサリアム(Ethereum/ETH)
ライトコイン(Litecoin/LTC)
での支払いを受け入れたことを今年の9月に発表しています。

BMCの創業者であるBernie Moreno(バーニー・モレノ)氏は、以前にクリーブランドは「ブロックランド(Blockland)」に生まれ変わっているとも語っており、地域全体で仮想通貨やブロックチェーン技術の発展に向けた取り組みを行なっていることを明かしています。

アメリカへの旅行を計画している方は、"ビットコイン"を持ってオハイオ州北東部に位置する観光都市「クリーブランド」や「五大湖科学センター」を訪れてみてはいかがでしょうか?

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連のある仮想通貨ニュース

トレザーの新たなデスクトップアプリ「Trezor Suite」ベータ版公開:SatoshiLabs

トレザーの新たなデスクトップアプリ「Trezor Suite」ベータ版公開:SatoshiLabs

大人気ゲーム「CryptoKitties」Flowブロックチェーンでリニューアルへ:Dapper Labs

大人気ゲーム「CryptoKitties」Flowブロックチェーンでリニューアルへ:Dapper Labs

BINANCE:証拠金取引に「Cardano/ADA」を追加|2種類の通貨ペアを提供

BINANCE:証拠金取引に「Cardano/ADA」を追加|2種類の通貨ペアを提供

TRON・BINANCEの両CEOが語る「仮想通貨市場の今後」と「下落相場」

TRON・BINANCEの両CEOが語る「仮想通貨市場の今後」と「下落相場」

暗号資産・株式トークン投資アプリ「Abra(アブラ)」に罰金命令:米SEC・CFTC

暗号資産・株式トークン投資アプリ「Abra(アブラ)」に罰金命令:米SEC・CFTC

ブロックチェーンによる「災害保険金の支払い効率化」を提案:米FEMA諮問委員会

ブロックチェーンによる「災害保険金の支払い効率化」を提案:米FEMA諮問委員会

注目度の高い仮想通貨ニュース

ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2023年5月7日〜13日

ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2023年5月7日〜13日

スイス・ツーク州「仮想通貨による納税の上限額」引き上げ|QRコード決済にも対応予定

スイス・ツーク州「仮想通貨による納税の上限額」引き上げ|QRコード決済にも対応予定

1BTC以上保有するビットコインアドレス数「100万」を突破

1BTC以上保有するビットコインアドレス数「100万」を突破

ADAで中小企業を支援|スイスのフィンテック企業「Acredius」がカルダノの技術採用

ADAで中小企業を支援|スイスのフィンテック企業「Acredius」がカルダノの技術採用

LINE独自の暗号資産LINK、フィンシア(FINSCHIA/FNSA)に名称変更

LINE独自の暗号資産LINK、フィンシア(FINSCHIA/FNSA)に名称変更

LINE BITMAX:ステラルーメン(XLM)の信用取引が可能に|合計7銘柄に対応

LINE BITMAX:ステラルーメン(XLM)の信用取引が可能に|合計7銘柄に対応

米マイニング企業に課税する「DAME税」提案が見送りに|仮想通貨業界に朗報

米マイニング企業に課税する「DAME税」提案が見送りに|仮想通貨業界に朗報

Unstoppable Domains:メタバース関連団体「OMA3」に参加|Web3 Landドメインを標準化

Unstoppable Domains:メタバース関連団体「OMA3」に参加|Web3 Landドメインを標準化

アルトシグナルとローンチパッドXYZ|プレセール中の注目プロジェクトを紹介

アルトシグナルとローンチパッドXYZ|プレセール中の注目プロジェクトを紹介

Bybit:入金&取引でUSDTボーナス「取引所乗り換えキャンペーン」開始

Bybit:入金&取引でUSDTボーナス「取引所乗り換えキャンペーン」開始

BINANCE:日本向けサービス「今夏」提供開始|グローバル版は11月30日で利用不可に

BINANCE:日本向けサービス「今夏」提供開始|グローバル版は11月30日で利用不可に

Gate Group・OKX「香港向けの仮想通貨取引サービス」提供開始|8〜16銘柄を取扱い

Gate Group・OKX「香港向けの仮想通貨取引サービス」提供開始|8〜16銘柄を取扱い

仮想通貨ニュース | 新着記事一覧

仮想通貨まとめ一覧

XDC Network(XDC)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

XDC Network(XDC)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは?特徴や機能をわかりやすく解説

PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは?特徴や機能をわかりやすく解説

PROJECT XENO・GXEとは?基本情報・特徴・取扱う暗号資産取引所などを解説

PROJECT XENO・GXEとは?基本情報・特徴・取扱う暗号資産取引所などを解説

Uniswap(ユニスワップ)とは?特徴や機能をわかりやすく解説

Uniswap(ユニスワップ)とは?特徴や機能をわかりやすく解説

価格上昇で注目が集まるミームコイン「PEPE」とは?基本情報・特徴など

価格上昇で注目が集まるミームコイン「PEPE」とは?基本情報・特徴など

クリプトGPT(CryptoGPT/GPT)とは?基本情報・特徴などを解説

クリプトGPT(CryptoGPT/GPT)とは?基本情報・特徴などを解説

人気のタグから探す