
ビットコイン(BTC)でビジネススクールの授業料支払いが可能に:フランス
フランスのビジネススクールである「Financia Business School(フィナンシア・ビジネス・スクール)」は、外国人留学生などからの入学金の支払いをスムーズに行うことができるようにするために仮想通貨決済にも対応しています。金融関連の授業も行なっているこの学校では、ブロックチェーン(Blockchain)などの知識も学ぶことができます。
こちらから読む:東京オリンピックにも導入か?需要高まる「仮想通貨決済」
仮想通貨で留学生の送金コスト削減|Financia Business School
フランス・パリに2014年に設立され、金融・ビジネス関連の分野を学生たちに教えている「Financia Business School(フィナンシア・ビジネス・スクール)」は、フランス初となる仮想通貨ビットコイン(Bitcoin/BTC)での授業料支払いに対応しているだけでなく、ブロックチェーン技術の授業も行なっています。
Financia Business Schoolの卒業生たちは、総資産で世界第8位に位置付けられているフランスの国際銀行グループ「BNP Paribas」や、多国籍銀行・金融サービス会社「SociétéGénérale」などの有名な金融機関に勤めています。
フィナンシア・ビジネス・スクールは、数多くの外国人留学生を受け入れているため、それらの留学生の送金コストを削減し、入学金の支払いを簡単かつ安全に処理できるようにするために仮想通貨決済を導入しています。
同学校は、パリに本拠地を置くブロックチェーン・スタートアップである「Coin Capital(コインキャピタル)」と提携して、仮想通貨を使った授業料の支払いを推進しています。
仮想通貨決済が導入されたことによって、2018年ではすでに5人が実際に仮想通貨で入学金を支払っていると伝えられており、仮想通貨決済で実際に授業料を支払っている一人の学生は、2017年6月に初めてビットコインを購入したため、その後得られた利益で学費を支払うことができたと語っています。
DApps開発もこなす「名門大学」の学生たち
ヨーロッパのその他の地域ではイギリスの「London School of Economics(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)」が、2018年8月に仮想通貨経済学というコースを開始しています。
またアメリカのスタンフォード大学は「ブロックチェーン研究センター」なども立ち上げており、分散型アプリケーション(DApps)を学生たちで構築するプログラムでは合計16種類のDAppsが開発されています。
ブロックチェーンや暗号化技術のスキルを持った人材は世界中で求められており、求人募集なども増えています。米国のリクルートサイト「Glassdoor(グラスドア)」が公開した調査報告書では、2017年から2018年にかけてブロックチェーン関連の求人募集が300%も増加したことが明らかにされています。
ブロックチェーン技術の授業は、今後もさらに多くの学校で扱うことが求められていくことになると予想されます。

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