
ビットコイン「1,000億円相当」が謎のウォレットに大量移動|Bakkt関連の可能性も
日本円換算で1,000億円を超える金額に相当する「約94,000BTC」ものビットコイン(Bitcoin/BTC)が、本日2019年9月6日に"所有者不明の匿名ウォレット"へと移動されたことが明らかになりました。一部では今回の移動が仮想通貨取引プラットフォーム「Bakkt(バックト)」に関連しているとの意見が出ています。
こちらから読む:Twitter CEOが"独自通貨"に言及「ビットコイン」関連ニュース
1つのアドレスに「約94,500BTC」が集結
今回明らかになった巨額のビットコイン送金では「約9万4,500BTC」が移動されており、送金の内訳では15のウォレットからたった1つのウォレットに送金されたことが示されています。
送信されたビットコインの56%は、1つのアドレスから送金されており、別の42%は3つのアドレスから送金されています。取引手数料は合計金額の0.00007%となる約700ドル(約75,000円)となっています。
(画像:blockchair.com)
Bakkt関連のウォレットアドレスか?
仮想通貨メディア「THE BLOCK」の報道によると、このビットコインを受信したウォレットは「5番目に大量のビットコインを保有しているウォレット」であり、仮想通貨取引所との関連性がないウォレットの中では最も巨額のビットコインを保有しているウォレットだとされています。
仮想通貨取引所と関係のあるウォレットは、ブロックチェーンエクスプローラーでその情報を確認することができますが、今回のウォレットは情報が紐づけられていない"未知のウォレット"となっています。
しかし、本日6日は仮想通貨取引プラットフォーム「Bakkt(バックト)」が仮想通貨のカストディサービスを開始する日付でもあるため、今回のウォレットアドレスはBakktに関連しているものなのではないか?と見られています。
Bakktは、2019年9月23日に「ビットコイン先物取引」を開始することを発表していますが、そのための準備として本日から仮想通貨の入金を受け付けています。Bakktのサービスには多くの機関投資家が参加すると見込まれているため、それによってビットコイン価格も大幅に上昇する可能性があると予想されています。
現時点でもビットコイン価格は上昇していますが、今後数週間の動きには特に注目が集まります。
2019年9月6日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は、長期間に渡って下落傾向が続いていましたが、先月29日に100万円付近で反発して以降は徐々に回復してきており、2019年9月6日時点では「1BTC=1,149,464円」で取引されています。
現在は115万円付近の抵抗線で停滞を続けていますが、このラインを超えることができれば再び価格上昇が続くことになると予想されます。
2019年8月7日〜2019年9月6日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)
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