
仮想通貨取引所「DX.Exchange」経済的理由により一時閉鎖へ|ユーザーは出金手続きを
NASDAQ(ナスダック)と提携を結んでいることでも知られるエストニアの仮想通貨取引所「DX.Exchange(デラックス・エクスチェンジ)」は、2019年11月の発表で「一時的に取引所を閉鎖する」と発表しました。これに伴い、ユーザーには早急に"出金手続き"を行うことが求められているため注意が必要です。
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経済的理由により「合併/売却」すると決定
DX.Exchange(デラックス・エクスチェンジ)は2019年11月3日、取引所を一時的に閉鎖することを決定したと発表しました。閉鎖の理由としては「現時点での経済状況では、取引所に求められる必要なレベルのセキュリティ・サポート・テクノロジーを提供するためのコストを補うことができないため」だと説明されています。
2019年1月にサービスを開始した「DX.Exchange」は、仮想通貨だけでなくApple(アップル)やFacebook(フェイスブック)などといった大手企業の株をトークン化したものを取引することもできる取引所として注目されていましたが、サービス開始から1年以内に閉鎖することになりました。
同社は現在"売却先"または"合併先"を探しているとのことで、合併/売却が完了するとサービスが再開される予定だと説明されています。しかし、合併/売却が行えない場合は取引所を再開することは難しいとされています。ただ、今回の閉鎖はハッキングや破産などによるものではないため『ユーザーの資産は安全である』と強調されています。
取引・入金は停止済み「ユーザーは出金手続きを」
「DX.Exchange」はすでに"全ての取引と入金"を停止しており、未約定注文もキャンセルされています。また、合併/売却を行うためにユーザーに対して「自分の資産を出金するように」と求められています。
出金を行うためには、「DX.Exchange」のサポートに以下の内容を記したメールを送信する必要があります。
1.アカウント開設で使用したのと同じ政府発行のID画像(写真付きパスポートなど)
2.出金したい仮想通貨の送金先アドレス
3.引き出す仮想通貨の数量
4.送信時の日付と「DX Exchange」と記載された紙を持った自撮り画像(顔が鮮明なもの)
※アカウントに登録したメールアドレスと同じアドレスで送信する必要があります。
なお、出金のリクエストは「2019年11月15日」までに提出することが求められており、期限までに手続きが行われなかった場合には、手続きが中断される可能性もあるとされているため注意が必要です。また、合併/売却が完了した場合には、再び取引・入金が再開される際に通知が行われるとのことです。
より詳しい説明は以下の公式発表をご覧ください。
>>「DX.Exchange」の公式発表はこちら

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