Ripple投資部門:スマートコントラクト機能統合に向け「Flare Networks」に出資
Ripple(リップル)社の投資部門である「Xpring」は、仮想通貨エックスアールピー(XRP)の有用性を向上させるために「Flare Networks」に投資したことを発表しました。この投資は「XRP Ledger」にスマートコントラクトを用いた決済機能をもたらすことを目的としています。
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XRPに「スマートコントラクト決済機能」を統合
Xpringが新たに投資を行った「Flare Networks」は、スマートコントラクトを実行するイーサリアムの根幹技術である「Ethereum Virtual Machine(EVM)」を統合することによって、パブリック/プライベートネットワークで"スマートコントラクト"を活用できるようにするプロジェクトです。
公式発表によると「Flare NetworksはXRP Ledgerと同様にネットワークの安全性を保証するための"経済的インセンティブ"を必要としない」と説明されています。
Flareのネイティブトークンは、XRPをバーン(焼却)することによって生成される「アルゴリズム型のステーブルコイン」となっており、複数の台帳を接続することができる「Interledger」を介すことによってスマートコントラクトを用いたXRPの送金を行うことができると伝えられています。
主に決済・送金手段としての利用を目的として作成された「XRP」は、すでにその他の仮想通貨と比べると非常に早く安い手数料で送金を行うことができるようになっていますが、「Flare Networks」はそのようなXRPにスマートコントラクトの機能を追加することによって、XRPを様々な場面で活用できるようにするとしています。
Flare Networkは現在「Securitize・Singularity・BuenoBit・Neuhanse Network」などの初期のパートナーとのテスト段階にあるとされていますが、テストが完了して「XRP Ledger」でもスマートコントラクトが利用できるようになれば「XRP」や「XRP Ledger」はより多くの場面で活用されていくことになると期待されます。
Ripple(XRP)に関する記事はこちら
2019年11月6日|エックスアールピー(XRP)の価格
エックスアールピー(XRP)の価格は、2019年9月25日に25円まで下落して以降は徐々に回復してきており、2019年11月6日時点では「1XRP=32.91円」で取引されています。
2019年9月7日〜2019年11月6日 XRPのチャート(引用:coingecko.com)
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