Braveブラウザの報酬機能が「iPhone・iPad」でも利用可能に|バージョン1.0公開
ブロックチェーン技術や仮想通貨報酬システムなどを取り入れた人気のブラウザ「Brave(ブレイブ)」は、バージョン1.0をリリースしたことを発表しました。新しいバージョンでは仮想通貨「ベーシック・アテンション・トークン(Basic Attention Token/BAT)」で報酬を受けることができる「Brave Rewards」がiOS端末でも利用できるようになっています。
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次世代型ブラウザ「Brave Ver1.0」公開
Brave(ブレイブ)は、2019年11月13日に「Windows・macOS・Linux・Android・iOS」向けの新しいバージョンである「Ver1.0」をリリースしたことを発表しました。このブラウザーはユーザーのプライバシーを重視したブラウザとなっており、「WEBサイト上に表示される広告をブロックする機能」や「広告表示を許可することによって仮想通貨で報酬を得ることができる機能」などが搭載されています。
次世代型ブラウザとも呼ばれる「Brave」は、3〜6倍の高速ブラウジングを提供するだけでなく、一般的なブラウザと同様の「プライベートブラウジングモード」にプラスして「Torネットワーク(*1)を介したブラウジング」を行うこともできるようになっています。
(*1)Torネットワーク:匿名で暗号化されたネットワークのこと。
また「Brave」には広範なトラッキング防止機能も搭載されているため、ユーザーは「誰かにインターネット上での行動を追跡されているかもしれない」といった不安を解消することもできます。
Brave Rewardsが「iOS端末」に対応
「Brave」の代表的な機能の一つである「Brave Rewards」は、WEBサイトの作成者に仮想通貨で寄付したり、広告を表示することによってベーシック・アテンション・トークン(Basic Attention Token/BAT)で報酬受け取ることができる機能を提供しています。この「Brave Rewards」はこれまでデスクトップアプリやAndroidデバイスでのみの提供となっていましたが、新しいバージョンではiPhone・iPad向けにも提供されています。
これまで利用可能だった「Braveブラウザ」は"ベータ版"となっていましたが、今回リリースされた「Ver1.0」は"正式版"となっています。「Brave」はベータ版の時点でも"世界中で毎月870万人の人々"に利用されていたと報告されているため、今後はユーザー数がさらに増加していくことになると期待されます。
「BraveブラウザのVer1.0」は、Windows・macOS・Linux・Android・iOS向けに日本語を含めた52ヶ国語で提供されています。実際に利用してみたい方は以下のリンク先のページからダウンロードすることができます。
>>「AppStore」からのダウンロードはこちら
>>「Google Play」からのダウンロードはこちら
>>「デスクトップ版」のダウンロードはこちら
>>「Braveの公式サイト(日本語)」はこちら
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2019年11月14日|Basic Attention Token(BAT)の価格
Basic Attention Token(BAT)の価格は2019年9月末頃から順調に回復してきており、2019年11月14日時点では「1BAT=28.02円」で取引されています。
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