コインチェックのNEM盗難事件で「初の逮捕者」日本在住の男性2人に不正交換の容疑

by BITTIMES

仮想通貨取引所「Coincheck(コインチェック)」から約580億円相当のネム(NEM/XEM)が盗み出された事件で、警視庁サイバー犯罪対策課が2020年3月11日に"盗まれたXEMだと知りながら他の仮想通貨に不正に交換した"として、大阪府と北海道に住む男性2人を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)容疑で逮捕したことが複数の報道で明らかになりました。

こちらから読む:警視庁、盗まれた「XEM」交換した男とらに家宅捜索

違法だと知りながら「盗まれたXEMを交換」

警視庁は昨年12月に仮想通貨取引所「Coincheck(コインチェック)」から盗まれたネム(NEM/XEM)を闇サイト経由で他の仮想通貨にした疑いのある男らに対して家宅捜索を行なったことを明らかにしていましたが、今回の報道ではこの男性2名を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)の容疑逮捕したことが報告されています。

日経新聞の報道によると、この男性2人は自らが保有していたXEMがコインチェックから盗まれたものであることを知った上で、XEM流出に関与した犯行グループからの呼びかけに応じ、ビットコインなどといった他の仮想通貨とXEMを交換した疑いがあるとされています。

コインチェックから盗み出されたXEMの総額は約580億円にものぼりましたが、それらの多くは匿名性の高いWEBサイト「ダークウェブ」上で取引されているため犯人の特定が難しく、現在は盗まれたXEMのほぼ全額が仮想通貨に交換されたとみられています。

ハッキングなどの行為によって仮想通貨が盗み出された事例はこれまでにも世界中で数多く報告されていましたが、最近では"仮想通貨関連事件の犯人を逮捕した"という報告も増えてきています。

>>「日本経済新聞」の報道はこちら

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連のある仮想通貨ニュース

MicroStrategy:ビットコイン「16億円相当」を追加購入|今月3度目の買増し

MicroStrategy:ビットコイン「16億円相当」を追加購入|今月3度目の買増し

ハードウェアウォレット「Ledger」で不正アクセス被害|個人情報約100万件が流出

ハードウェアウォレット「Ledger」で不正アクセス被害|個人情報約100万件が流出

コインベース:暗号資産「コンパウンド(Compound/COMP)」の取り扱い開始

コインベース:暗号資産「コンパウンド(Compound/COMP)」の取り扱い開始

canow:社会人女子ラクロスチーム「FUSION」のファントークン発行へ

canow:社会人女子ラクロスチーム「FUSION」のファントークン発行へ

エルサルバドル「約17億円相当のビットコイン」を追加購入|保有量は1,801BTCに

エルサルバドル「約17億円相当のビットコイン」を追加購入|保有量は1,801BTCに

日本円ステーブルコインJPYWが「Polygon・BSC」に対応

日本円ステーブルコインJPYWが「Polygon・BSC」に対応

注目度の高い仮想通貨ニュース

仮想通貨ニュース | 新着記事一覧

仮想通貨まとめ一覧

仮想通貨を保有するだけで増える「ステーキング対応のおすすめ取引所」税金に関する注意点も

仮想通貨を保有するだけで増える「ステーキング対応のおすすめ取引所」税金に関する注意点も

【年利最大9%】ソラナ(SOL)をステーキングで増やす方法|画像付きで解説

【年利最大9%】ソラナ(SOL)をステーキングで増やす方法|画像付きで解説

【年利40%以上】フレア(Flare/FLR)をラップ&デリゲートで増やす方法|画像付きで解説

【年利40%以上】フレア(Flare/FLR)をラップ&デリゲートで増やす方法|画像付きで解説

シバイヌDEX「ShibaSwap」の使い方|流動性提供の方法などをまとめた解説動画公開

シバイヌDEX「ShibaSwap」の使い方|流動性提供の方法などをまとめた解説動画公開

各種仮想通貨を「Shibarium基盤BONE」に簡単交換|ガス代補充機能の使い方を解説

各種仮想通貨を「Shibarium基盤BONE」に簡単交換|ガス代補充機能の使い方を解説

‌NFTマーケットプレイス「Magic Eden」とは?機能や使い方などを解説

‌NFTマーケットプレイス「Magic Eden」とは?機能や使い方などを解説