
韓国ヒュンダイ関連企業:暗号資産関連で「3つの商標」を登録
自動車関連事業で知られる韓国のコングロマリット「HYUNDAI(ヒュンダイ/現代)」が、ブロックチェーン関連の子会社である「Hdac」やIT部門である「Hyundai BS&C」を通じて大規模なブロックチェーンエコシステムの立ち上げを計画している可能性があることが地元メディアである「朝鮮日報」の報道で明らかになりました。同社は暗号資産(仮想通貨)に関連する3つの商標を韓国特許庁に登録したと伝えられています。
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「大規模なブロックチェーンエコシステム」構築か
HYUNDAI(ヒュンダイ/現代)は以前からブロックチェーン関連の取り組みを進めており、過去には同社の自動車にブロックチェーン技術を活用した新技術なども発表されていましたが、今回の報道では「Hyundai BS&C」のCEOであるChung Dae-sun(チョン・デソン)氏が「暗号資産関連の商標3つ」を韓国特許庁に登録したということが報告されています。
同氏が申請した商標は「Altum・Atolo・Rizon」の3つであり、それら全てが『暗号資産を保有できる電子ウォレット』と説明されているとのことです。また、特許庁のデータではこれらの商標が「暗号資産ウォレット、暗号資産保管用のUSBフラッシュドライブ、暗号資産の売買代行業、暗号資産交換用のソフトウェア、暗号資産ATM、現金交換機、両替機」などといった50の分野で活用するために出願されたことも記されていると報じられています。
HYUNDAIはこれらの商標について詳細を明らかにしていないものの、暗号資産業界では『HYUNDAIは大規模なブロックチェーンエコシステムの構築を計画している可能性がある』と考えられています。
なお、今回の報道では『Hdacの暗号資産の保管・送金・ステーキング・DAppsなどといった、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)エコシステムに必要な基本的な機能が盛り込まれていることがわかった』とも報告されています。
ブロックチェーンや暗号資産などを自動車に活用する取り組みはその他の大手自動車メーカーでも進められており、過去には「暗号資産を用いてドライバーに報酬を付与する仕組み」なども発表されていたため、HYUNDAIがそのような新しいサービスの提供を計画している可能性もあると予想されます。

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