カルダノ(Cardano/ADA)の「開発者向けポータル」事前登録が可能に

by BITTIMES   

カルダノ(Cardano/ADA)チームが構築を進めている「開発者向けポータル」の事前登録が可能になったことが明らかになりました。このポータルを利用すると、Cardanoのブロックチェーンネットワーク上でソリューションを構築したり、他の開発者と繋がったり、協力して開発を進めたりすることができるとされています。

こちらから読む:eToro、ADAステーキングサービス提供開始「Cardano」関連ニュース

「Cardano開発者ポータル」事前登録が可能に

Cardano Foundation(カルダノ財団)は2020年9月24日に、カルダノ(Cardano/ADA)の開発者向けに構築されている「開発者ポータル」の事前登録が可能になったことを発表しました。

この開発者向けポータルは、カルダノ(Cardano/ADA)の技術を活用して「カスタムトークン分散型アプリケーション(DApps)スマートコントラクト・ソリューション」などの開発を行っている開発者が利用することができるものであり、このポータルを利用することによってCardanoネットワーク上でソリューションを構築したり、他の開発者と繋がったり、協力したりすることができるとされています。

このポータルは現在構築中の段階であるため、まだ利用することはできないものの、公式サイトにアクセスすれば「名前」と「メールアドレス」を入力して簡単な質問に答えるだけで登録を行うことができます。

開発者向けポータルでできること

カルダノ(Cardano/ADA)の開発者向けポータルを利用することによってできることとしては、以下のような項目が挙げられています。

Cardano関連ドキュメントを「より簡単に見つける」

開発者向けポータルでは、Cardanoの重要なドキュメントを従来よりも簡単に見つけて利用することができるようになります。これは「初めてCardanoノードを構築するという方」や「分散型アプリケーションを構築する準備ができている経験豊富な開発者の方」の両方にとって役立つものだと説明されています。

ポータルで利用可能なCardanoドキュメントは「スマートコントラクトの作成方法」や「DAppの構築方法」などといった、Plutus・Marlowe関連のドキュメントに重点を置いた現在利用可能なドキュメントの拡張バージョンとなっています。

開発に必要な「ツール・リソースにアクセス」

開発者向けポータルでは「開発者に焦点を当てた記事、ビデオコンテンツ、インフォグラフィック、レポートおよび測定ツール、チュートリアル、ダウンロード可能なガイド、開発者がCardanoでの開発体験を向上させるために活用できるデータの視覚化」など提供されていると説明されています。

これらのツールはCardanoの技術を活用する企業・金融機関にとって不可欠なものであり、「新しいプログラミング言語の学習、Haskellの知識の構築、新しいCardanoコンポーネントの探索を検討している開発者」にとって"貴重なリソース"としても機能するとされています。

また、開発者コミュニティが"アクセスしたいコンテンツの種類"についてフィードバックを提供する方法もあると説明されているため、提供されるコンテンツの幅は時間を追うごとに充実していくことになると期待されます。

開発者同士で「意見交換・アイデア共有」

開発者向けポータルは「Cardano関連の技術開発を行う開発者たちが協力して、アイデアを共有し、議論を重ねながら相乗効果を生み出すことができる場所」としても機能します。

『開発者との長期的な関係を構築すること』を"重要な使命の1つ"としているカルダノ財団は『開発者ポータルが"開発者による、開発者のための、開発者活動の賑やかなハブ(中心地)"になることを願っている』と語っています。

開発活動が特に活発な「Cardanoブロックチェーン」

カルダノ(Cardano/ADA)は「開発が特に活発に進められているブロックチェーン」としても知られており、仮想通貨やブロックチェーンに関する様々な調査・分析を行っている「CryptoDiffer」は、主流のソフトウェア開発プラットフォーム「GitHub(ギットハブ)」におけるブロックチェーン開発状況を調査した上で『Cardanoは最も開発活動が活発なブロックチェーンである』ということを何度も報告しています。

順調に開発を進めているCardanoプロジェクトは現在、カスタムトークン・DApps・ソリューション開発などに向けた重要な段階に突入しているため、「開発者向けポータル」が正式に公開されることによって、Cardanoの技術を活用したサービス開発がさらに促進されると期待されます。

「開発者向けポータル」の詳細や公式サイトは以下のリンクからどうぞ。
>>「開発者向けポータル」の登録はこちら
>>「カルダノ財団」の公式発表はこちら

2020年10月6日|カルダノエイダコイン(ADA)の価格

カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は先月24日に8円付近まで下落したものの、その後はやや回復してきており、2020年10月6日時点では「1ADA=10.37円」で取引されています。

>>ADAを取り扱う暗号資産取引所「BINANCE」はこちら

2020年4月10日〜2020年10月6日 ADAのチャート(引用:coingecko.com)2020年4月10日〜2020年10月6日 ADAのチャート(引用:coingecko.com)

仮想通貨ニュース|新着

トム・エマー米下院議員、CBDC導入阻止法案を再提出|金融監視を強く批判NEW

トム・エマー米下院議員、CBDC導入阻止法案を再提出|金融監視を強く批判

アブダビ政府系ファンド「MGX」バイナンスに20億ドルを投資NEW

アブダビ政府系ファンド「MGX」バイナンスに20億ドルを投資

ボリビア国営エネルギー企業YPFB、燃料輸入の支払いで仮想通貨活用へ=報道NEW

ボリビア国営エネルギー企業YPFB、燃料輸入の支払いで仮想通貨活用へ=報道

ビットコイン底値7万ドル?アーサー・ヘイズ氏「金融緩和の機を待て」

ビットコイン底値7万ドル?アーサー・ヘイズ氏「金融緩和の機を待て」

メタプラネット、162 BTC追加取得でビットコイン保有量3,050 BTCに|株価は8%上昇

メタプラネット、162 BTC追加取得でビットコイン保有量3,050 BTCに|株価は8%上昇

ビットワイズ、1000 BTC以上保有の企業で構成するETF「OWNB」をローンチ

ビットワイズ、1000 BTC以上保有の企業で構成するETF「OWNB」をローンチ

仮想通貨入門 - 基礎知識

仮想通貨がもらえるエアドロップとは?参加方法・注意点・税金などについて解説

仮想通貨がもらえるエアドロップとは?参加方法・注意点・税金などについて解説

仮想通貨HYPE(Hyperliquid)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

仮想通貨HYPE(Hyperliquid)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

仮想通貨DEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」の特徴や使い方を徹底解説

仮想通貨DEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」の特徴や使い方を徹底解説

ソラナ基盤の代表的なDeFiプロジェクトを紹介|特徴・運用方法・注意点も

ソラナ基盤の代表的なDeFiプロジェクトを紹介|特徴・運用方法・注意点も

ソラナ(SOL)基盤の代表的なDAppsを紹介|使い方や注意点も

ソラナ(SOL)基盤の代表的なDAppsを紹介|使い方や注意点も

ソラナ(Solana/SOL)系ミームコインとは?代表銘柄トップ5もあわせて紹介

ソラナ(Solana/SOL)系ミームコインとは?代表銘柄トップ5もあわせて紹介

市場分析・価格予想

セイラー氏、ルミス議員らが登壇「米国がビットコイン導入の先頭に」BPI主催サミット

セイラー氏、ルミス議員らが登壇「米国がビットコイン導入の先頭に」BPI主催サミット

「ビットコインは未来の資産」米国の政策が普及を加速|スカイブリッジ・キャピタル創設者

「ビットコインは未来の資産」米国の政策が普及を加速|スカイブリッジ・キャピタル創設者

「市場は不穏な動き」ビットコイン価格75,000ドルも視野に|アーサー・ヘイズ氏が警鐘

「市場は不穏な動き」ビットコイン価格75,000ドルも視野に|アーサー・ヘイズ氏が警鐘

「ビットコインは100万ドルへ」アメリカが黄金時代を築く|サムソン・モウ氏が予測

「ビットコインは100万ドルへ」アメリカが黄金時代を築く|サムソン・モウ氏が予測

ビットコインの底値は?100万ドル到達は可能?BitMEX共同創業者の価格予想

ビットコインの底値は?100万ドル到達は可能?BitMEX共同創業者の価格予想

「ビットコイン価格が飛躍的に上昇」トランプ大統領の仮想通貨政策を評価:セイラー氏予測

「ビットコイン価格が飛躍的に上昇」トランプ大統領の仮想通貨政策を評価:セイラー氏予測