Abra CEO:投資資産の50%を「ビットコイン」で保有|BTCの将来に強気な理由とは?

by BITTIMES   

暗号資産(仮想通貨)やトークン化された株式に投資することができるアプリ「Abra(アブラ)」のCEOであるBill Barhydt(ビル・バーハイト)氏は2020年10月23日に、自身がビットコイン(Bitcoin/BTC)の保有額を大幅に増やしたことを報告し、その理由について説明を行いました。

Abra CEOが語る「ビットコインに投資する理由」

Abra(アブラ)のCEOであるBill Barhydt(ビル・バーハイト)氏は2020年10月23日に公開されたYouTube動画の中で、自身がビットコイン(BTC)への投資をここ数週間で増加させ、現在は投資ポートフォリオの50%をビットコインに投資していることを明らかにしました。

同氏は『現在のビットコインは世界で最も優れた投資機会である』と述べており、その理由について「ファンダメンタル・テクニカル・センチメント」の観点から説明を行なっています。

Bill Barhydt氏が今回の動画の中で語った「ビットコイン投資を増やした理由」としては以下のようなことが挙げられます。

発行上限のある信頼できる通貨

ビットコインが投資対象として優れた資産である理由の1つとしては「ビットコインの最大発行枚数が2,100万BTCに固定されていること」が挙げられています。

同氏は"ビットコインに発行上限があるのに対して、現在一般的に利用されている法定通貨には発行上限がない"ということを強調しており、『政府が発行する紙幣は実際に価値がなくなりつつあるがビットコインの価値は一定だ。法定通貨の発行量が今よりも減ることはないと考えられるため、現金はますます価値がなくなっていくだろう』と指摘しています。

また同氏は『ビットコインのファンダメンタルはこれまでになく強気である』とも述べており、『ビットコインの新規発行枚数がゼロに近づくにつれて、法定通貨に対するBTCの価値は今後数年間で急上昇し続けることになるだろう』と語っています。

長期的な価格上昇

2011年〜2022年までのビットコイン価格チャート(画像:Bill Barhydt氏YouTube動画から)2011年〜2022年までのビットコイン価格チャート(画像:Bill Barhydt氏YouTube動画から)

テクニカル面に関しては、2011年〜2022年までのビットコイン価格チャートを引用して説明が行われています。このチャートは「ビットコイン価格が長期的な上昇トレンドに従って価格を上昇させていること」や「この上昇トレンドにおいてビットコインが現在重要な時期に近づいてきていること」などを示しています。

Bill Barhydt氏はこのチャート画像の予想に基づいて、ビットコイン価格が今後3年以内に現在価格の100倍に相当する「100万ドル(約1億円)」になる可能性があることなども語っており、別の予測として「2012年〜2017年のBTCチャート」と「2016年〜2020年のBTCチャート」を重ねたモデルなども紹介しています。

今は世間からの関心が薄れた「参入に適した時期」

Googleトレンドのデータは過去2年間でビットコインへの関心が薄れてきていることを示している(画像:Bill Barhydt氏YouTube動画から)Googleトレンドのデータは過去2年間でビットコインへの関心が薄れてきていることを示している(画像:Bill Barhydt氏YouTube動画から)

センチメント面では、Google検索における人々の"キーワード検索量"を調べることができる「Googleトレンド」のデータを引用して説明が行われており、過去2年間でビットコインに対する人々の関心が薄れてきていることが指摘されています。

ビットコインへの関心は薄れてきているものの、Bill Barhydt氏は逆張りの発想で『ファンダメンタル・テクニカル面で強気なことを考慮すると参入するのには良い時期である』との見解を示しています。

大手企業や著名人も「ビットコイン投資」を加速

ビットコイン(BTC)に資産の大部分を投資する投資家は増えてきており、投資情報サイト「RealVision」のCEOであるRaoul Pal氏も今月初めのポッドキャストで『純資産の約60%をビットコインで保有している』と明かしている他、BTC強気派として知られる米デジタル資産運用会社「Morgan Creek Digital」の共同設立者Anthony Pompliano(アンソニー・ ポンプリアーノ)氏も『資産の80%をBTCで保有している』と明かしています。

BTCに投資しているのは個人投資家だけでなく、最近では米決済大手「Square(スクエア)」や英上場企業「Mode Global Holdings」も大量のビットコインを購入したことを報告しているため、多くの投資家や企業は『現在のビットコインは投資するのに最適な時期だ』と考えているのだと考えられます。

なお、Bill Barhydt(ビル・バーハイト)氏は今回の動画の中で、近年世界各国で急速に研究開発が進められている「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」や「ステーブルコイン」などについてもコメントしており、『CBDCの発行は中央銀行の紙幣発行を止めるものではなく、実際には"好き勝手にお金を刷る"という無責任な行動を続けることを容易にしている』と指摘しています。

2020年10月27日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格

ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は先月7日に100万円付近まで下落したものの、その後は徐々に回復してきており、2020年10月27日時点では「1BTC=1,202,731円」で取引されています。

2020年7月29日〜2020年10月27日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)2020年7月29日〜2020年10月27日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)

仮想通貨ニュース|新着

ビットコイン価格、最高29万ドルになる可能性=BitfinexレポートNEW

ビットコイン価格、最高29万ドルになる可能性=Bitfinexレポート

「中央銀行デジタル通貨はNO、ビットコインはYES」欧州議員がBTC準備金提案NEW

「中央銀行デジタル通貨はNO、ビットコインはYES」欧州議員がBTC準備金提案

リミックスポイント、5億円相当の仮想通貨を追加購入|投資総額は50億円にNEW

リミックスポイント、5億円相当の仮想通貨を追加購入|投資総額は50億円に

米国の戦略的ビットコイン準備金「大統領令の草案」公開:Satoshi Action FundNEW

米国の戦略的ビットコイン準備金「大統領令の草案」公開:Satoshi Action Fund

ジャスミー、NCCXで「Jブルークレジット」取引開始|格付け機能も導入予定

ジャスミー、NCCXで「Jブルークレジット」取引開始|格付け機能も導入予定

NOT A HOTEL DAO、宿泊権受取型レンディングの詳細発表|初回募集は即締切に

NOT A HOTEL DAO、宿泊権受取型レンディングの詳細発表|初回募集は即締切に

仮想通貨入門 - 基礎知識

仮想通貨を保有するだけで増える「ステーキング対応のおすすめ取引所」税金に関する注意点も

仮想通貨を保有するだけで増える「ステーキング対応のおすすめ取引所」税金に関する注意点も

【年利最大9%】ソラナ(SOL)をステーキングで増やす方法|画像付きで解説

【年利最大9%】ソラナ(SOL)をステーキングで増やす方法|画像付きで解説

【年利40%以上】フレア(Flare/FLR)をラップ&デリゲートで増やす方法|画像付きで解説

【年利40%以上】フレア(Flare/FLR)をラップ&デリゲートで増やす方法|画像付きで解説

シバイヌDEX「ShibaSwap」の使い方|流動性提供の方法などをまとめた解説動画公開

シバイヌDEX「ShibaSwap」の使い方|流動性提供の方法などをまとめた解説動画公開

各種仮想通貨を「Shibarium基盤BONE」に簡単交換|ガス代補充機能の使い方を解説

各種仮想通貨を「Shibarium基盤BONE」に簡単交換|ガス代補充機能の使い方を解説

‌NFTマーケットプレイス「Magic Eden」とは?機能や使い方などを解説

‌NFTマーケットプレイス「Magic Eden」とは?機能や使い方などを解説

市場分析・価格予想

アルトコインシーズンついに到来か、複数のデータが近日中の価格上昇を示唆

アルトコインシーズンついに到来か、複数のデータが近日中の価格上昇を示唆

1BTC=740,000ドル「あり得ない数字ではない」パンテラ創業者のビットコイン価格予想

1BTC=740,000ドル「あり得ない数字ではない」パンテラ創業者のビットコイン価格予想

ビットコインはどこまで下がる?買いシグナル・強気サインの報告も=アナリスト予想

ビットコインはどこまで下がる?買いシグナル・強気サインの報告も=アナリスト予想

ワールドコイン(WLD)の将来は明るい?著名アナリストが語る目標価格とサポートライン

ワールドコイン(WLD)の将来は明るい?著名アナリストが語る目標価格とサポートライン

ビットコイン、10万ドル到達は序章に過ぎない?Galaxy CEOが語る上昇理由と今後の値動き

ビットコイン、10万ドル到達は序章に過ぎない?Galaxy CEOが語る上昇理由と今後の値動き

機関投資家の57%が仮想通貨への配分を増やす予定=Sygnumレポート

機関投資家の57%が仮想通貨への配分を増やす予定=Sygnumレポート