eToro:XRP保有者に対する「Sparkトークン付与」対応へ|今後の買い増加に期待感
世界最大のSNSトレードプラットフォームである「eToro(イートロ)」は、2020年10月30日に「Flare Networks(フレア・ ネットワークス)」が予定している仮想通貨XRP保有者に対するSparkトークンの付与に対応する方針を明らかにしました。
eToro「Sparkトークン付与」への対応を発表
eToro(イートロ)は為替取引・株取引・商品取引などを提供しているソーシャルトレード投資プラットフォームであり、世界中で2億5,000万人以上のユーザーが利用する"世界最大級のSNSトレードプラットフォーム"として知られています。
同社は複数の暗号資産に対応した「暗号資産取引サービス」も提供していますが、2020年10月30日には「Flare Networks(フレア・ ネットワークス)」が予定している仮想通貨XRP保有者に対するSparkトークンの付与に対応する方針が明らかにされました。
**eToro statement on Spark tokens
— eToro (@eToro) October 30, 2020
In support of the continued development of the Ripple ecosystem, eToro is working closely with @flarenetworks to participate in its Spark token distribution to eToro’s customers.
Read more here: https://t.co/wbHDBceTgy@hugophilion @ripplexdev
**Sparkトークンに関するeToroの声明
Rippleエコシステムの継続的な開発をサポートするために、eToroは「Flare Networks」と緊密に連携して、eToroのお客様にSparkトークンを配布するための取り組みを行なっています。
Flare Networks(フレア・ ネットワークス)は日本時間2020年12月12日午前9時00分頃にXRP保有者のXRP保有量を記録するための"スナップショット"を撮影することを予定しており、必要な手続きを行ったユーザーには「1XRP=1Sparkトークン」の割合でSparkトークンを付与することを予定しています。
取引所のウォレットでXRPを保有している人が「Sparkトークン」を受け取るためには、取引所側が必要な手続きを実施して、各ユーザーにSparkトークンを付与する対応を取る必要がありますが、「eToro」は今回これらの対応を取る方針を示しているため、eToroでXRPを保有しているユーザーもSparkトークンを受け取ることができることになります。
「スナップショット前のXRP買い」に繋がるか
eToro(イートロ)のサービスは日本向けには提供されていないため、今回の発表は日本居住者に直接的な関係はないものの、eToroは世界中で2億5,000万人以上に利用されている大規模なプラットフォームであるため、『eToroがSparkトークンの付与に対応する』というニュースはXRPコミュニティにとって良いニュースになると考えられます。
"Sparkトークンの付与"には既に世界中にある複数の暗号資産取引所が対応する方針を示していますが、今年4月には『eToroはXRP投資家が特に多い』ということも報告されていたため、今回の発表によって今後はeToroユーザーの間で「スナップショット撮影のタイミングに合わせたXRP買い」が加速する可能性があると予想されています。
スナップショットの撮影日は2020年12月12日となっているため、記事執筆時点では残り約1ヶ月ほどの期間が残されていますが、今後は「Sparkトークンの受け取り」を期待してXRPを購入する投資家が増える可能性もあると予想されるため、今後はXRP価格の動きにも注目です。
なお「Sparkトークンの付与」に関しては日本国内の暗号資産取引所からも『前向きな対応を検討している』ということが発表されているため、日本の暗号資産取引所でXRPを保有している方もSparkトークンを受け取れる可能性があると考えられます。
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