暗号資産「シータ(Theta Network/THETA)」とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

by BITTIMES   

暗号資産(仮想通貨)「シータ(Theta Network/THETA)」に関する基本情報や特徴をなどをわかりやすく解説するとともに、取扱う暗号資産取引所・価格・チャート・関連リンクなどの情報もまとめて掲載しています。

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シータ(Theta Network/THETA)とは?

Theta-Network-Logo

シータ(Theta Network/THETA)とは、ビデオストリーミングに特化したブロックチェーンネットワークです。このネットワークはユーザーがリソースやコンテンツをP2Pで共有できる分散型ネットワークとして運営されています。

ゲーム業界で長い経歴を持つMitch Liu氏とJieyi Long氏によって2018年に共同設立された「THETA」は、元々イーサリアム(ETH)を基盤としたERC-20トークンとして発行されていましたが、2019年3月にはTHATAのメインネットが公開され、全ての「ERC-20 THETA」は「ネイティブトークンTHETA」に変換されました。

ブロックチェーン技術を用いた非中央集権型動画配信サイトの提供を目的としている「Theta」は、ブロックチェーン技術でプラットフォームを分散化して、多くのユーザーにサーバーを維持してもらうことによって、高品質な動画配信をサービス利用者に提供しています。

従来の中央集権型動画配信サービスは「サーバーの維持に高いコストがかかる、4K・8Kなどの高画質映像に対応できない」などの課題を抱えていましたが、Thetaが提供する"分散型動画配信"の仕組みはそのような問題を解決した効率的な動画配信を実現すると期待されています。

世界中に存在する様々なネットワーク参加者の協力を通じてサーバーを維持している「Theta Network」は、それらのネットワーク貢献者に対してトークンで報酬を支払う仕組みを採用してほか、コンテンツクリエイターや視聴者にもトークンで報酬を支払う仕組みを採用しているため、単に高画質動画を視聴できるだけでなく、ネットワーク維持への貢献や動画コンテンツの配信・視聴などを通じて仮想通貨報酬も獲得できるような仕組みとなっています。

シータ(Theta Network/THETA)の特徴

Blockchain-Catch

シータ(Theta Network/THETA)の特徴としては以下のようなことが挙げられます。

高品質な動画配信サービス

シータ(Theta Network/THETA)は、分散型動画配信の仕組みを採用することによって高品質な動画ストリーミングサービスを実現しています。

ここ最近ではテクノロジーの発展によって「4K・8K・VR」などといった高画質・高機能でありながら、データ容量の大きい動画コンテンツが増えてきていますが、Theta Networkの技術を活用することによって、そのような動画コンテンツを低コストに提供することができると期待されています。

>>「Theta.TV」の公式サイトはこちら

トークンを用いた報酬制度

シータ(Theta Network/THETA)では、ネットワーク貢献者・コンテンツ配信者・視聴者などに対してトークンで報酬を付与する仕組みを採用しています。

従来の動画配信サービスでも「コンテンツ配信者に対する報酬制度」は導入されていましたが、Theta Networkではより様々な形で報酬を獲得することが可能です。また、これらのトークンの価格は「Theta Network」の成長に伴い上昇しているため、価格上昇による更なる利益にも期待できます。

「THETA」と「TFUEL」のデュアルトークンデザイン

シータ(Theta Network/THETA)は「シータトークン(Theta Token/THETA)」と「シータフューエル(Theta Fuel/TFUEL)」という2つのトークンを用いた仕組みを採用しています。

シータトークン(Theta Token/THETA)は「Thetaネットワークの管理」を担うThetaプロトコルのガバナンストークンです。バリデーターまたはガーディアンノードとしてステークするために使用され、ブロックの生成などを行うのが「THETA」であり、ノードプロテクターへの報酬として「TFUEL」が支払われます。

シータフューエル(Theta Fuel/TFUEL)は「Thetaネットワークで使用されるトークン」であり、ノードプロテクターへの報酬として使用されるほか、ストレージウォレットプラットフォーム上におけるスマートコントラクトを利用した決済や、動画などのデジタルコンテンツを共有する際に支払う手数料としても使用されます。

複数の大手企業が「バリデータノード」として参加

シータ(Theta Network/THETA)のブロックチェーンに記録されるデータの内容が正しいかどうかを検証する役割を担う「バリデータノード」には以下のような複数の大手企業が参加しています。
Google(グーグル)
SONY(ソニー)
SAMSUNG(サムスン)
BINANCE(バイナンス)
・Blockchain.com(ブロックチェーンドットコム)
・gumi Cryptos(グミクリプトス)

(画像:Theta Network)(画像:Theta Network)

シータ(Theta Network/THETA)の基本情報

トークン名称シータ(Theta)
ティッカーシンボルTHETA
公開日2018年1月
メインネット公開日2019年3月
発行上限1,000,000,000 THETA
創設者Mitch Liu、Jieyi Long

シータ(Theta Network/THETA)の価格・チャート

シータ(Theta Network/THETA)を取扱う暗号資産取引所

シータ(Theta Network/THETA)は記事執筆時点で日本の暗号資産取引所では取り扱われていません。THETAの取引が可能な海外の暗号資産取引所としては、以下のような取引所が挙げられます(2021年3月時点)。
BINANCE(バイナンス)
OKEx(オーケーイーエックス)
Huobi Global(フォビグローバル)
・HitBTC(ヒットビ-ティーシー)

シータ(Theta Network/THETA)対応のウォレット

シータ(Theta Network/THETA)を保管することができる代表的なウォレットとして以下のようなものが挙げられます。
Trust Wallet(トラスト・ウォレット)
Theta Wallet(公式ウォレット)

シータ(Theta Network/THETA)関連リンク

Theta Network公式サイト
Theta Network公式Twitter(英語)
Theta Network公式Facebook
Theta Network公式Medium
Theta Labs公式YouTube
ThetaのRedditコミュニティ
ソースコード(GitHub)
ホワイトペーパー
エクスプローラー(Theta Explorer)

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