BitPay(ビットペイ)仮想通貨特許関連の非営利団体「COPA」に参加
仮想通貨決済プロバイダーである「BitPay(ビットペイ)」は2021年4月16日に、Square(スクエア)によって設立された仮想通貨関連特許への自由なアクセスを提供する非営利団体「仮想通貨オープン特許アライアンス(Crypto Open Patent Alliance/COPA)」に参加したことを発表しました。
BitPay「仮想通貨オープン特許アライアンス」に参加
BitPay(ビットペイ)は2021年4月16日に、Square(スクエア)によって設立された仮想通貨関連特許への自由なアクセスを提供する非営利団体「仮想通貨オープン特許アライアンス(Crypto Open Patent Alliance/COPA)」に参加したことを発表しました。
仮想通貨オープン特許アライアンス(Crypto Open Patent Alliance/COPA)は、仮想通貨関連の特許技術を自由に利用できる環境を構築して技術発展を促進するための非営利団体であり、公式サイトでは『COPAのメンバーは、防御的な理由を除いて、誰に対しても仮想通貨関連の特許権を絶対に使用しないことを誓約し、それらの特許技術をすべての人々が自由に利用できるようにする』と説明されています。
特許技術が解放されていない場合は巨額のライセンス料や賠償金などが請求される可能性があるため、仮想通貨業界でそのような事例が増えた場合には『技術の発展・成長・採用が阻害される可能性がある』と懸念されていますが、COPAの参加企業が増えて仮想通貨関連の特許技術に自由にアクセスできるようになれば、そのような問題が解決され、業界の発展が促進されると期待されています。
BitPayのCEOであるStephen Pair(ステファン・ペア)氏は公式発表の中で次のようにコメントしています。
BitPayは「COPA」と提携してその取り組みをサポートしています。なぜなら私たちは「ブロックチェーン業界は重要な転換点にある」と信じているからです。仮想通貨は主流になりつつあり、企業や消費者の資金受け取り・使用方法は変わってきています。
COPAに参加している業界のリーダーたちが協力して技術革新を推進し、ブロックチェーン技術を企業と消費者の両方に使いやすいものにしていることによって、ビジネスと顧客の両方で技術採用が加速してきています。
BitPay(ビットペイ)は店舗などが仮想通貨決済を簡単かつ低リスクで採用できるようにするためのサービスを提供している大手企業であり、以下のような暗号資産に対応した仮想通貨決済サービスを複数の有名企業に導入するサポートを行なっています。
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・ドージコイン(Dogecoin/DOGE)
・ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)
・ジェミナイドル(Gemini dollar/GUSD)
・USDコイン(USD Coin/USDC)
・パクソス(Paxos/PAX)
・Binance USD(Binance USD/BUSD)
なお、COPAには「Square、Coinbase、Kraken、Protocol Labs、Blockstream、SatoshiLabs」などを含めた様々な企業が既に参加しています。