Apple:仮想通貨業界での経験有する「決済関連の事業開発マネージャー」を募集
Apple(アップル)社が仮想通貨業界で働いた経験を有する「事業開発マネージャー(代替決済分野)」を募集していることが、2021年5月26日に同社の求人募集ページに掲載された投稿で明らかになりました。
アップル社「仮想通貨などの知識有する人材」を募集
Apple(アップル)社は2021年5月26日に、同社の求人ページに代替決済分野のパートナーシップ構築をリードする役割を持つ「事業開発マネージャー(代替決済分野)」の募集内容を掲載しました。
募集要項の中に記載されている重視する資格の項目には『デジタルウォレット、BNPL(後払い式決済)、Fast Payments(リアルタイム決済)、仮想通貨などの代替決済プロバイダーで5年以上働いた実務経験を持つ人材』という内容が含まれているため、仮想通貨業界では今回の求人内容に注目が集まっています。
Apple社の自社サービスには今のところ仮想通貨関連サービスは含まれていないものの、2019年9月にはApple Pay担当バイスプレジデントであるJennifer Bailey(ジェニファー・ベイリー)氏が『私たちは仮想通貨を注意深く観察している。仮想通貨は長期的には興味深い可能性があるのではないかと考えている』といった発言を行なっていたため、その後はApple社の仮想通貨関連の取り組みにも注目が集まっています。
なお、今回募集が開始された「事業開発マネージャー(代替決済分野)」は、従来の決済手段に代わる新たな決済ソリューションに関するチームを率いる役割を担っており、提携企業の特定・交渉・契約などを実行するだけでなく、その提携関係を維持しながら事業開発を行なっていくことが記載されているため、将来的にはそれらのパートナーシップを通じてApple社から仮想通貨決済関連のサービスがリリースされる可能性もあると期待されます。
最近ではTesla(テスラ)社が「ビットコインを購入したこと・ビットコイン決済を導入したこと(BTC決済は一時停止中)」を発表したことなどによってビットコイン価格が高騰していたため、Apple社から仮想通貨関連の正式発表があれば、再び仮想通貨市場に大きな影響を与える可能性があるとして注目が集まっています。
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