
トルコ強豪フェネルバフチェの公式ファントークン「Paribu上場で400%価格高騰」
トルコのサッカー業界を代表する強豪スポーツクラブ「フェネルバフチェSK」が現地の暗号資産取引所「Paribu」との提携を通じて発行した公式ファントークン「Fenerbahce Token(FB)」の価格が、Paribu上場後に433%高騰したことが明らかになりました。
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フェネルバフチェSKの「Fenerbahce Token」について
トルコのイスタンブールを本拠地とする総合スポーツクラブ「フェネルバフチェSK」は2021年8月5日に、トルコの暗号資産取引所「Paribu(パリブ)」との提携を通じて公式ファントークンである「Fenerbahce Token(FB)」をリリースすることを発表しました。
Fenerbahce Token(FB)はイーサリアムのブロックチェーン技術を用いて発行されるERC-20トークンとなっており、トークン保有者はクラブチームの決定に投票で参加したり、フェネルバフチェSKの選手や経営陣に会う機会を得たり、スタジアムツアーに参加する機会を得たりすることができると伝えられています。
なお、このような機能を持つファントークンは「チリーズ(Chiliz/CHZ)」が多数発行していることで知られていますが、Paribuは早い段階からChiliz関連のファントークンも取り扱っており、現在は「パリ・サンジェルマンFC($PSG)、ユヴェントスFC($JUV)、ガラタサライSK($GAL)、トラブゾンスポル($TRA)」などといった複数のファントークンがParibuに上場しています。
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Paribu上場後に「433%価格高騰」
フェネルバフチェSKは先日開催された先行販売で「15トルコリラ(約193円)」と「30トルコリラ(約385円)」の固定価格でFBトークンと販売し、合計5,100万ドル(約56億円)を調達したと報告されていましたが、先日13日には「Paribu」で正式にFBの取引が開始され、FB価格は一時的に433%近く高騰したと報告されています。
Fenerbahce Token(FB)のプレセールに参加した人々には「9ヶ月間のロック期間」が設けられているとのことですが、初回販売価格15リラで販売されたFBは一時的に160リラ(約2,057円)まで高騰したとのことで、『上場直後にはParibuのウェブサイトが数回クラッシュした』とも報じられています。
FBトークンの価格は記事執筆時点で「1FT=99.99リラ(約1,285円)」まで下落していますが、ここ最近では公式ファントークンを発行するスポーツクラブが世界中で増えてきており、先日は『パリ・サンジェルマンに移籍したリオネル・メッシ選手が$PSGファントークンで契約金の一部受け取ったこと』なども大きく報じられていたため、今後はFBトークンを含めた各種ファントークンの需要がさらに高まっていくと期待されます。

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