
米送金大手MoneyGram:仮想通貨ATM運営会社「Coinme」に出資
米国の送金大手「MoneyGram(マネーグラム)」は2022年1月5日に、暗号資産関連企業への投資の一環として、仮想通貨ATMを展開している「Coinme(コインミー)」の株式の4%を取得したことを発表しました。MoneyGramのCEOは公式発表の中で『MoneyGramは成長し続けている暗号資産業界に現在も強気であり、デジタル資産と現地通貨を繋ぐ仲介業者になる機会を探り続けている』とコメントしています。
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Coinmeとの提携に続き「株式の4%」を取得
MoneyGram(マネーグラム)は2022年1月5日に、暗号資産関連企業への投資の一環として、仮想通貨ATMを展開している「Coinme(コインミー)」の株式の4%を取得したことを発表しました。
Coinme(コインミー)は2014年に設立された仮想通貨ATMや仮想通貨ウォレットを提供している金融サービス会社であり、米国で最初にライセンスを取得したビットコインATM事業者としても知られています。
マネーグラムは2021年5月に「Coinme」と提携して、マネーグラムのユーザーが各地点に設置されているCoinmeのATMでビットコインを売買できるようにすることを発表していましたが、今回の株式取得はこのパートナーシップに基づくものであると説明されています。
MoneyGramの会長兼CEOであるAlex Holmes(アレックス・ホームズ)氏は『MoneyGramは成長し続けている暗号資産業界に現在も強気であり、デジタル資産と現地通貨を繋ぐ仲介業者になる機会を探り続けている』と述べた上で、『Coinmeへの投資は我々のパートナーシップをさらに強化して"デジタル資産や暗号資産へのアクセスを拡大する"という共通のビジョンを補完するものだ』と説明しています。
MoneyGramは成長し続けている暗号資産業界に現在も強気であり、デジタル資産と現地通貨を繋ぐ仲介業者になる機会を探り続けています。Coinmeへの投資は、我々のパートナーシップをさらに強化して「デジタル資産や暗号資産へのアクセスを拡大する」という私たち共通のビジョンを補完するものです。
2021年5月にCoinmeと発表した「cash-to-bitcoin」の提供によって、当社のビジネスは全く新しい分野の顧客層に開かれることとなりました。その進展はこれ以上ないほど喜ばしいことです。Coinmeのような新興企業とのパートナーシップは、イノベーションへの取り組みを加速していく中で、ブロックチェーンやそれに関連する技術の活用における業界リーダーとしての当社の地位をさらに高めてくれることでしょう。
MoneyGramは2021年3月に、同社の戦略的提携関係にあったRipple(リップル)社との提携をしていましたが、昨年10月にはステラ(Stellar/XLM)関連の開発を行なっている「ステラ開発財団(SDF)」と提携したことなども発表されています。

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