Ubisoft × Sorare:NFTカード用いたサッカーゲーム「One Shot League」を開発
ブロックチェーン技術を活用したファンタジーフットボールゲームを提供している「Sorare(ソラーレ)」は2021年3月2日に、大手ゲーム開発会社である「Ubisoft(ユービーアイソフト)」と協力して『One Shot League』と呼ばれるゲームを開発したことを発表しました。
Sorare×Ubisoft「One Shot League」を開発
Sorare(ソラーレ)はイーサリアムのブロックチェーン技術を活用したファンタジーフットボールゲームであり、世界中のサッカークラブとの提携を通じて各チームの選手のパフォーマンスによってスコアが変動するNFTカードを発行し、それらのNFTカードで自分のチームを編成して他のプレイヤーとスコアを競い合うゲームを提供しています。
同社はこれまでにも世界中の100を超えるサッカークラブと提携を結んでいましたが、今回の発表では「アサシンクリード」や「レインボーシックス」などの有名ゲームを開発している大手企業「Ubisoft(ユービーアイソフト)」と協力して『One Shot League』と呼ばれるゲームを開発したことが発表されています。
One Shot League(ワンショットリーグ)とは
One Shot League(ワンショットリーグ)は、ベルギー国内サッカーリーグのトップディヴィジョンである「Jupiler Pro League」のSorareカードを中心とした無料でプレイできる5人制のファンタジーサッカーゲームであり、Sorareのアカウントでサインイン・サインアップすることができるようになっています。
このゲームにサインアップしたプレイヤーには「25枚のSorareコモンカード」が無料で付与されるため、プレイヤーはそれらのカード5枚を用いてチームを編成し、実際の選手のパフォーマンスに応じて変化するスコアで競い合うことになります。
各選手カードはシーズン期間中に1回づつしか使用することができないようになっていますが、試合は5人チーム制で合計5回行われることになっているため、最終的に25枚のカードを使用することになると説明されています。
シーズン終了時に優秀な成績を収めたプレイヤーには「レアなSorareカード」を含めた賞品が付与されることになっていますが、ゲームに勝利するためには優秀な戦略とコーチング要素が必要だと説明されています。
仮想通貨・ブロックチェーンに積極的な「Ubisoft」
Ubisoft(ユービーアイソフト)は以前から仮想通貨・ブロックチェーン関連の取り組みを積極的に進めており、2019年にはEOSベースのゲーム配信プラットフォームである「ウルトラ(Ultra/UOS)」と提携を結んでいる他、2020年6月には「Rabbids Token(ラビッツ・トークン)」をリリースしています。
ブロックチェーンや仮想通貨を活用したゲームは既に数多く開発されていますが、最近では複数の有名なゲーム開発会社が仮想通貨業界に参入し始めているため、今後はより本格的なブロックチェーン・仮想通貨関連ゲームが開発されていくことになると期待されます。
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