
世界4大会計事務所「KPMGカナダ」ビットコイン・イーサリアムを初購入
世界4大会計事務所の1つである「KPMG」は2022年2月7日に、カナダのKPMGがビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を購入して、貸借対照表(バランスシート)に加えたことを発表しました。カナダのKPMGが暗号資産を購入するのは今回が初であると報告されています。
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「暗号資産分野は今後数年で大きく成長する」とも予想
世界4大会計事務所の1つである「KPMG」は2022年2月7日に、カナダのKPMGがビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を購入して、貸借対照表(バランスシート)に加えたことを発表しました。KPMGは1870年にイギリスで設立された世界154カ国に約20万人の専門家を持ち、会計監査・税務・経営コンサルティングなどを手がけている多国籍企業であり、『世界4大会計事務所(Big4)の一角』として知られています。
購入したビットコインとイーサリアムの数量は明らかにされていないものの、これらの暗号資産は米国の大手暗号資産取引所「Gemini(ジェミナイ)」を通じて法人口座で購入されたと報告されています。
「KPMGカナダ」のアドバイザリーサービス担当マネージングパートナーであるBenjie Thomas氏は『暗号資産は成熟しつつある資産クラスである』と述べており、同社の暗号資産・ブロックチェーンサービス共同リーダーであるKareem Sadek氏は『暗号資産・分散型金融(DeFi)・Non-Fungible Token(NFT)・メタバース(仮想空間)などの分野は今後数年間で大きく成長すると期待される』とコメントしています。
【KPMGカナダ:Benjie Thomas氏】
暗号資産は成熟しつつある資産クラスです。ヘッジファンドやファミリーオフィスから大手保険会社や年金基金などの投資家は暗号資産へのエクスポージャーを増やしており、銀行・ファイナンシャルアドバイザー・証券会社などの伝統的な金融サービスは、暗号資産を含む商品やサービスの提供を模索しています。今回の投資は『機関投資家の間で暗号資産とブロックチェーン技術の採用が今後も拡大し、資産構成の常連になっていく』という当社の信念を反映するものです。
【KPMGカナダ:Kareem Sadek氏】
暗号資産業界は成長と成熟を続けており、金融サービスや機関投資家も考慮すべきものとなっています。私たちは代表的な暗号資産に投資しており、分散型金融(DeFi)、Non-Fungible Token(NFT)、メタバース(仮想空間)などに関する能力を引き続き強化・構築していくことを予定しています。これらの分野は今後数年間で多くの成長が期待されます。
なお、KPMGはデジタル資産の保管・管理サービスなどを手掛けている「BitGo(ビットゴー)」やブロックチェーン・暗号資産分析企業である「Coin Metrics(コインメトリクス)」と共同で、暗号資産・ブロックチェーンに関する法人向けのコンサル・会計サービスも提供しています。
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