Coinbase:イタリアで「暗号資産サービスプロバイダー」の登録を完了
大手暗号資産取引所「Coinbase(コインベース)」は2022年7月18日に、イタリアで暗号資産関連サービスを提供するために必要となる「暗号資産サービスプロバイダー」としての登録を行なったことを発表しました。
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ヨーロッパ全域での事業展開に向けて
Coinbase(コインベース)は2022年7月18日に、イタリアで暗号資産関連サービスを提供するために必要となる「暗号資産サービスプロバイダー」としての登録を行なったことを発表しました。
今回のライセンス登録はヨーロッパでの事業展開を目指しているコインベースの取り組みの一環であり、今回の登録によってイタリアで暗号資産サービスを提供し続け、新たな製品や機能を提供するための明確な道筋を手に入れたと説明されています。
公式発表によると、Coinbaseはアイルランド・イギリス・ドイツの専用ハブを通じて欧州約40ヶ国の顧客にサービスを提供しているとのことで、現在はサービス提供範囲をヨーロッパ全域に拡大するために複数の地域でライセンス申請などを実施中、最終的にはヨーロッパの各市場で一連のサービスを提供して顧客基盤を拡大することを目指しているとのことです。
Coinbaseの国際・事業開発担当バイスプレジデントであるNana Murugesan氏は「イタリアでのライセンス取得」について次のようにコメントしています。
私たちが事業を行うすべての管轄区域の規制当局と建設的な関係を築くことは「世界中のあらゆ場所で経済的自由を高める」という私たちの使命に向かって前進する上で非常に重要なことです。今回のライセンス取得は、イタリア金融規制当局との緊密な連携と積極的な協力関係の証です。当社が欧州やその他の地域で成長を続ける中、強力な規制当局との関係を維持することは、仮想通貨経済において最も信頼され安全なプラットフォームを通じて、お客様が求める製品を市場に提供し続けることを保証するものです。
イタリアで暗号資産サービスプロバイダーとしての登録を行う大手暗号資産取引所は増えてきており、今年5月には大手暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」もイタリアで認可を受けたことを発表しています。