Anifie「XRPレジャー活用したメタバース」をローンチ

by BITTIMES

米国のメタバース企業「Anifie(アニフィー)」は2022年11月24日に、Ripple社が設立した「クリエイター・ファンド」第二弾支援先企業7社のうちの1社として採択されたことを発表しました。今回の発表では、AnifieのNFTメタバースがETHに加えて「XRPレジャー」に対応したことも報告されています。

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日本市場向け初の支援先として採択

米国のメタバース企業「Anifie(アニフィー)」は2022年11月24日に、Ripple社が設立した「クリエイター・ファンド」第二弾支援先企業7社のうちの1社として採択されたことを発表しました。

Anifie(アニフィー)は、アメリカ・カリフォルニア州に本社を構えるNFTメタバースのスタートアップであり、企業にホワイトレーベルなどの形でNFTやメタバースを用いた新しいマネタイズの機会を提供、スタンフォード大学のアクセラレーター「StartX」や、カリフォルニア大学バークレー校のアクセラレータ「Berkely Blockchain Accelerator」にも参加しています。

「クリエイター・ファンド」はRipple社が昨年設立した2億5,000万ドル(約380億円)規模のファンドであり、同ファンドはこれまでにマイケル・ジョーダン氏のNFTコレクションなど、パブリックブロックチェーン「XRPレジャー」を活用するNFTプロジェクトの支援を行なってきました。

今回の発表では「クリエイター・ファンド」の第2回目の支援先の採択で、全世界から選別された7社のうちの1社として「Anifie」が採択されたことが報告されています。なお、日本人が代表取締役をつとめる企業としては世界初の受賞であるとも説明されています。

AnifieのNFTメタバースが「XRPレジャー」に対応

先月末にはXRPレジャー上でのコミュニティ投票の結果、NFTの新規格がメインネットでローンチされていましたが、今回の発表ではこれにあわせてAnifieのNFTメタバースが「XRPレジャー」に対応したことも報告されています。

「Anifie」では、NFTマーケットプレイスやメタバースが提供されており、イーサリアム(ETH)関連のウォレットを接続したり、ETHで支払いを行うことができるようになっていましたが、現在はXRPを保管することができるウォレット「Xumm」を接続して各種サービスを利用することができるようになっています。

Anifieは公式発表の中で『クリエイター・ファンドから得た資金で、日本の強みであるコンテンツ・IPを活かして、ファンが皆で熱狂し、自分の情熱に出会えるようなメタバースを提供していく』と述べており、「Anifie」の代表取締役である岩﨑洋平氏と、「Ripple社」の戦略及びオペレーション担当バイスプレジデントである吉川絵美氏は、次のようにコメントしています。

【Anifie:岩﨑洋平氏】
私は、もともと司法のバックグラウンドで、これまでには、クリーンテック企業を経営したり、福島第一原発事故後の後処理にかかわるなど、社会の役に立つ事業がしたいと思って、経験を積んできました。

ウォール・ストリート・ジャーナルが、「Facebookレポート」を出す前から、米国のティーンエージャー達に、ソーシャルネットワークの悪影響が出ていることに気が付き、「皆が、自分自身でいられて、熱狂でき、帰属感を感じられる」インターネットが作れないかと考えてきました。

今後、日本の強力なコンテンツIPを、一般の消費者やファンに届けることで、「皆が、自分自身でいられて、熱狂でき、帰属感を感じられる」インターネットというビジョンに向けて近づきたいと考えています。

【Ripple社:吉川絵美氏】
XRPというと、金融機関によって国際送金に使われているイメージが強いかもしれませんが、その基盤となるXRPレジャーはWeb3の様々なユースケースをサポートする機能を有しています。最近ではNFTの新規格がメインネットで導入されるなど、継続的なイノベーションが分散化されたコミュニティによって推進されています。

国際送金のユースケースで長年に渡って金融機関に使われてきた実績があり、パブリックブロックチェーンの中でも、特にエンタープライズグレードの信頼性の高いチェーンです。

元弁護士の連続起業家が経営するAnifieが、XRPレジャーを活用するメタバース事業を日本の企業や個人に対して展開して、メタバースを浸透させていくことを大変期待しています。

>>「Anifie」の公式サイトはこちら
>>「Anifie」の公式発表はこちら

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