イーサリアム・ネーム・サービス(ENS)Coinbaseの「iOS・Androidアプリ」に対応

by BITTIMES   

イーサリアム・ネーム・サービス(ENS)は2023年1月6日に、大手暗号資産取引所「Coinbase(コインベース)」との提携を通じて、CoinbaseのiOS・Androidアプリで「cd.id」のユーザー名を利用できるようにしたことを発表しました。

Coinbaseのスマホアプリで「cd.id」が利用可能に

イーサリアム・ネーム・サービス(ENS)は2023年1月6日に、大手暗号資産取引所「Coinbase(コインベース)」との提携を通じて、CoinbaseのiOS・Androidアプリで「cd.id」のユーザー名を利用できるようにしたことを発表しました。

ENSは英数字のみで構成された複雑な暗号資産ウォレットアドレスを「myname.eth」といった読みやすい簡単な文字列にすることができるネーミングサービスであり、自分の好きな文字列を取得することができるため、暗号資産の送受金が簡単になり、誤送金などの防止などにもつながると期待されています。

Coinbaseは昨年9月にブラウザ拡張機能「Coinbase Wallet」がENSに対応したことを発表、ENSとの提携を通じてWeb3対応のサブドメインサービス「Coinbase Decentralized ID(cb.id)」を提供していましたが、今回の発表ではCoinbaseのiOS・Androidアプリでも「cd.id」のユーザー名が利用可能になったことが報告されています。

ENSはCoinbaseと提携して、CoinbaseのiOS・Androidモバイルアプリで「cb.id」のユーザー名を利用できるようにしました。これにより、1億300万人のアプリユーザーがcb.idのユーザー名をモバイルウォレットにリンクできるようになりました🧵

コインベースは独自ドメインとなる「cb.id」をENSにインポートしているため、ユーザーは「myname.cb.id」といった任意のユーザーIDでサブドメインを取得することが可能、このドメインは暗号資産やNFTを送受信するための仮想アドレスとして使用することができるようになっています。

ENSは一連のツイートの中で『モバイルアプリ利用者は人間でも簡単に読み取れるcd.idユーザー名を無料で請求できるため、ウォレットの識別と利用がこれまで以上に簡単になる』と説明しており、『CoinbaseのユーザーはすべてのチャンネルでWeb3のIDを統合することができ、全体的なユーザー体験を向上させることができる』とも説明しています。

ENSのようなブロックチェーンドメイン・NFTドメインのサービスは順調に普及してきており、昨年2月にはスポーツ用品の製造・販売大手「PUMA(プーマ)」も『PUMA.eth』というドメインを取得して、公式Twitterのアカウント名も『PUMA.eth』に変更しています。

>>「ENS」の公式サイトはこちら

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連のある仮想通貨ニュース

ブロックチェーンで蒸留酒の樽を売買・保有・管理「UniCask」提供へ:レシカ×JIS

ブロックチェーンで蒸留酒の樽を売買・保有・管理「UniCask」提供へ:レシカ×JIS

IOHK:Cardanoネットワークの「完全分散化」に向けたタイムラインを公開

IOHK:Cardanoネットワークの「完全分散化」に向けたタイムラインを公開

ブロックチェーン・AIの「導入・教育」を強化|連邦クラスの大規模政策を開始:UAE

ブロックチェーン・AIの「導入・教育」を強化|連邦クラスの大規模政策を開始:UAE

Jリーグチーム「Y.S.C.C.」FiNANCiEでクラブトークン発行型ファンディング開始

Jリーグチーム「Y.S.C.C.」FiNANCiEでクラブトークン発行型ファンディング開始

ビットフライヤー「FLRトークンの取扱い・付与方針」について続報

ビットフライヤー「FLRトークンの取扱い・付与方針」について続報

Cardano(ADA)価格下落の中で取引活発化「BTCに次いで2番目に多い取引量」を記録

Cardano(ADA)価格下落の中で取引活発化「BTCに次いで2番目に多い取引量」を記録

注目度の高い仮想通貨ニュース

2023年9月:投資先として注目されている5つの仮想通貨

2023年9月:投資先として注目されている5つの仮想通貨

長期的な成長に期待|2023年10月に注目されているICO

長期的な成長に期待|2023年10月に注目されているICO

フランス・パリのオルセー美術館、Tezos活用した「ゴッホのデジタル記念品」発行へ

フランス・パリのオルセー美術館、Tezos活用した「ゴッホのデジタル記念品」発行へ

バイナンスHDやオリックス銀行「日本でのステーブルコイン発行」を検討=報道

バイナンスHDやオリックス銀行「日本でのステーブルコイン発行」を検討=報道

Shibarium:合計トランザクション数が「200万」を突破|毎日の取引量も増加中

Shibarium:合計トランザクション数が「200万」を突破|毎日の取引量も増加中

暗号資産損益計算のクリプタクト「完全無料の使い放題キャンペーン」開始

暗号資産損益計算のクリプタクト「完全無料の使い放題キャンペーン」開始

エアドロップで無料配布された暗号資産に「税金」はかかるのか?注意点などを紹介

エアドロップで無料配布された暗号資産に「税金」はかかるのか?注意点などを紹介

2023年9月:プレセールに注目が集まる仮想通貨5選

2023年9月:プレセールに注目が集まる仮想通貨5選

Meal Match「ASTR報酬受取の申請受付」開始|メタマスクで受け取るための手順も公開

Meal Match「ASTR報酬受取の申請受付」開始|メタマスクで受け取るための手順も公開

バイナンスジャパン「Binance Angel」の参加者募集開始|仕事内容やメリットは?

バイナンスジャパン「Binance Angel」の参加者募集開始|仕事内容やメリットは?

国内スタートアップ「暗号資産」で資金調達可能に?日本政府がVC投資に関する改正案

国内スタートアップ「暗号資産」で資金調達可能に?日本政府がVC投資に関する改正案

2023年10月:成長が期待されている4つの仮想通貨プロジェクト

2023年10月:成長が期待されている4つの仮想通貨プロジェクト

仮想通貨ニュース | 新着記事一覧

仮想通貨まとめ一覧

ニアプロトコル(NEAR Protocol/NEAR)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

ニアプロトコル(NEAR Protocol/NEAR)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

イミュータブル(Immutable/IMX)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

イミュータブル(Immutable/IMX)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

イオス(EOS)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

イオス(EOS)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

レンダートークン(Render Token/RNDR)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

レンダートークン(Render Token/RNDR)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

Binance Japan(バイナンスジャパン)とは?サービス内容・特徴・取扱う暗号資産などを解説

Binance Japan(バイナンスジャパン)とは?サービス内容・特徴・取扱う暗号資産などを解説

アービトラム(Arbitrum/ARB)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

アービトラム(Arbitrum/ARB)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

人気のタグから探す