Shiba Inu期待のメタバース「SHIB:The Metaverse」2023年末には一部公開予定
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)の開発チームは2023年4月10日に、現在開発が進められているメタバースプロジェクト「SHIB:The Metaverse」に関する最新情報を公開し、メタバースの一部が2023年12月までにオープンする予定であることを明らかにしました。
この記事では、今回報告された内容の要点もまとめています。
「SHIB:The Metaverse」の最新情報を更新
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)の開発チームは2023年4月10日に、現在開発が進められているメタバースプロジェクト「SHIB:The Metaverse」に関する最新情報を公開し、メタバースの一部が2023年12月までにオープンする予定であることを明らかにしました。
「SHIB:The Metaverse」は、Shiba Inuのレイヤー2ネットワークである「Shibarium(シバリウム)」で構築されているシバイヌ独自のメタバースであり、非常に美しいグラフィックで仮想世界が構築されていることなどでも注目を集めています。
Shiba Inu開発チームは今年3月にShibariumベータテスト版となる「PUPPYNET」が正式リリースされたことを発表した際に「SHIB:The Metaverse」の画像なども公開していましたが、今回の発表では「SHIB:The Metaverse」の最新情報について発表が行われています。以下の文章では、今回発表された内容の要点をまとめています。
Shibariumの詳細やメタバース画像などはこちら
2023年末には一部エリアの探索が可能になる予定
「SHIB:The Metaverse」全体の開発にはまだ時間がかかるものの、2023年末までにはメタバース上に構築された複数のエリアを探索することができるようになる予定。ユーザーはこのメタバース上で設計・建設したり、遊んだり、開発したりすることができるようになる。
ただし「SHIB:The Metaverse」は現在進行中のプロジェクトであるため、2023年末にメタバースの全エリアが完成するわけではない。メタバース上の世界は継続的に進化・発展していくが「最適化されたいくつかのハブ」と「ユーザーが構築・創造を始めるために必要なすべてのツール」が用意される予定。
新しいソーシャルアカウントを開設
SHIB:The Metaverseのチームは新しいソーシャルアカウント「Shib - The Metaverse(@mvshib)」を新規作成することにした。今後の全ての連絡や公式アップデートはこの新しいアカウントから行われることになるため、最新ニュースをいち早く入手したい場合はこのアカウントをフォローすることを推奨する。
さらに、2023年4月30日までの期間にかけては、ソーシャルアカウント開設を記念して「無料でメタバース土地を獲得できるコンテスト」も開催している。応募方法は「@mvshibのフォロー」と「対象ツイートのリツイート」のみ。
We're excited to announce our brand new Twitter, where you can find the latest updates about our project. To celebrate it, we're launching a contest to giveaway 10 lands. To enter, simply follow us and retweet this post. Ends at 30th April! ?
— Shib - The Metaverse (@mvshib) April 10, 2023
ブランドの新しいTwitterアカウントを発表できることを嬉しく思います。今回のアカウント開設を記念して、土地10個をプレゼントするコンテストを開始します。応募方法は私たちをフォローして、この投稿をリツイートするだけです。このコンテストは4月30日に終了します!?
開発インフラの改善
「SHIB:The Metaverse」のビジョンと方向性は"写真のようによりリアルな体験"をユーザーに提供するために大きく変化しており、開発チームは既存の開発作業を適応させ、新しい出発点から新しいハブを構築している。メタバース開発チームはこのような方法をとることによって、ユーザーの期待を上回るクオリティを提供できると確信している。
Rocket Pondの温泉のゲーム内キャプチャー(画像:Shiba Inu)
ゲーム制作に必要な機能を統合したゲームエンジン「Unreal Engine」の機能をフル活用することによって、クルーを再編成して、現代的かつ実践的なアプローチを採用し、これまでのゲーム開発で避けられなかった厄介なトラブルシューティング作業を減らすことができた。「Unreal Engine 5.1」を開発に取り入れることによって、パイプラインを強化するだけでなく、作業プロセスを短縮することもできた。
V1に向けて開発中の主要ツール
メタバースチームは「SHIB:The Metaverse」の最初のバージョンに向けて、ユーザーが素晴らしい体験を楽しむことができるようにするための一連のツールを熱心に開発している。ユーザーに無限の可能性を提供する主要ツールの例としては以下のようなものが挙げられる。
プロットビルダー(Plot builder)
プロットビルダーは、ユーザーがプロットを作成し、カスタマイズすることができるユーザーフレンドリーなインターフェースツール。
- オブジェクト配置:ユーザーは事前に用意された様々なパーツを使用してゼロから建物を構築することができる。また、建物・木・装飾などの完成されたオブジェクトを配置して、ユニークなシーンや風景を作成することもできる。
- 地形編集:地形編集ツールを使用すれば土地の地形を調整することができる。例えば、地面を盛り上げたり、下げたり、平らにすることができる。また、草・砂・岩などの異なるテクスチャを使用して現実的な環境を作り出すことも可能。
- 相互作用:プロットビルダーツールによって、ユーザーは相互作用要素を追加することができる。
- 収益化:ユーザーは自分の作品を販売・賃貸したり、入場料を設定したり、広告を追加したりして、収益を得ることができる。
- 公開:プロットが完成したらユーザーはそれを公開して、他のユーザーが訪れたり、探索・相互作用できるようにすることができる。
【所有者の土地について】
メタバース土地を所有しているユーザーは、1,764m²(42×42)、約18,984平方フィート(137.8×137.8)に相当するスペースを利用することができる。これは土地の総面積であり、地形・道路・地形が存在する可能性のあるものを含む。
【建築可能な土地について】
建築可能な土地の場合、ユーザーは1024m²(32×32)、約11,000平方フィート(105×105)に相当する面積を利用できる。この面積は、人々が自分の土地で創造・建設するために使用できる最大面積となる。
アバタービルダー(Avatar Builder)
アバタービルダーを使用すれば、ユーザーは多彩な個人設定オプションを使って独自のデジタルアイデンティティを作成することができる。具体的には、事前に用意されたテンプレートから、カスタマイズ可能な体の特徴・顔のパーツ・髪型・服装・アクセサリーまで、様々なカスタマイズが可能。
ユーザーは「写真のようにリアルなアバター」と「スタイリッシュなアバター」の両方を使用して、自分らしいスタイルを表現することができる。
ゲームビルダー(Game Builder)
ゲームビルダー(Game Builder)は、使いやすいインターフェースと豊富なカスタマイズ機能を備えた堅牢な開発ツール。
Game Builderの利用者は、リアルな物理エンジンを使用して3Dモデル・ゲームロジックオブジェクト・ゲームテンプレートを活用しながらユニークで魅力的なゲームプレイ体験を作り出すことが可能。ドラッグ&ドロップによる直感的な操作で簡単にゲームを作成することができる。
このツールはレジャーや楽しみのためのスペースを作成できるだけでなく「メタバース土地の所有者がビジネスモデルや収益化できる活動を生み出すための完全なプラットフォーム」も提供する。個人や集団のエコシステムを構築することも可能で、その可能性は無限大。
Rocket Pond(ロケットポンド)の画像公開
今回は「SHIB:The Metaverse」のメタバースを構成するハブの1つである『Rocket Pond(ロケットポンド)』を公開することとなった。Rocket Pond(ロケットポンド)は文字通り、ユーザーを新たな高みへと導くハブとなる。
ロケットポンドのティザー動画はこちら
「SXSW 2023」での体験について
「SHIB:The Metaverse」チームの目標は、Wagmiのプレアルファ版没入型体験をフェスティバル形式で外部に公開することによって、フィードバックを集めることだった。これは「チームやコンテンツクリエイターなどといった内部からの意見だけでは不十分であり、新しい技術やプラットフォームで定期的にフィードバックを得るためには、消費者からの意見が重要である」ということを認識していたためだ。メタバースの定義に関する主要な問題を取り上げ、土地所有者の土地がどのように見えるかを示すことでこれに答えることを目指した。
2023年3月に開催された「SXSW 2023」では、新規ユーザー獲得だけでなく「SHIB:The Metaverseのコンセプトの認知度向上とコミュニティ形成」に重点を置いた活動を実施した。すでに確立されたコミュニティに参加して、その活気あるムーブメントをアピールすることによって、仮想通貨分野だけでなく、メタバースという概念により多くの注目を集めることを目指したのだ。
この努力は身を結び「SHIB:The Metaverse」チームのブースはフェスティバルにおける人気のアトラクションとなった。これにより、SHIBプロジェクトをよく知っている人と知らない人の両方が参加することとなった。フェスティバル主催者からは「チームのマーケティング手法が最も優れている」と評価されており、没入型作品を体験した参加者の数が多かったことで賞賛を受けた。チームのクルー・経験・報道・ソーシャルメディアチャンネルの全てが「フェスティバルの没入型作品に人々を引き込む」という成功に貢献したのだ。
Shiba Inuチームが今回公開した記事の内容は以下の公式発表ページで確認することができます。
決済手段としてのSHIB採用事例も