ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2023年9月3日〜9日

by BITTIMES   

2023年9月3日〜9日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

レンダートークン(RNDR)国内初上場

bitbank-Listing-RenderToken-RNDR

bitbank(ビットバンク)は2023年9月7日に、同社が提供している「取引所・販売所・暗号資産を貸して増やす」のサービスで、レンダートークン(Render Token/RNDR)の取扱いを開始しました。

レンダートークン(Render Token/RNDR)は、イーサリアムのブロックチェーン上に構築された分散型GPUレンダリングネットワークを提供するプロジェクトの暗号資産であり、サービス利用時における支払いや運営方針を決めるガバナンス投票に使用することができます。

「VIRTUAL G-SHOCK」プロジェクト始動|NFT配布も

CASIO-VIRTUAL-G-SHOCK

CASIO(カシオ)は2023年9月5日に、同社が販売する耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」で新規ユーザーとの接点を広げることを目的として「VIRTUAL G-SHOCK」と呼ばれるプロジェクトを開始したことを発表しました。

「VIRTUAL G-SHOCK」のプロジェクトではユーザーと交流するためのDiscordコミュニティが公開される予定で、コミュニティへの会員権となるPolygon基盤のNFT「G-SHOCK CREATOR PASS」を無料配布することも発表されています。

Ponta関連プロジェクト「Avalanche」を採用

Avalanche-AVAX-Blockchain

共通ポイント「Panta(ポンタ)」の利用者向けにWeb3関連サービスを展開する計画を発表していた「プレイシンク」と「ロイヤリティマーケティング」は2023年9月6日に、両社が共同で立ち上げる新規ブロックチェーンで「Avalancheサブネット」を採用することを発表しました。

プレイシンクとロイヤリティマーケティングは今年7月末に「PontaアカウントにWeb3サービスを提供し、世界最大規模となる約1億人超のプラットフォームを構築する」という計画を発表していましたが、今回は同プロジェクトに関する続報が発表されています。

イーロン・マスク氏が「DOGE開発」に資金提供?

ElonMusk-Dogecoin-DOGE

2023年9月12日に出版が予定されているイーロン・マスク氏の公認伝記『Elon Musk』では「イーロン・マスク氏がドージコインの開発に密かに資金提供していたこと」や「ブロックチェーンに基づく支払いを含めたソーシャルメディアの創造を検討していたこと」などが明かされていると伝えられています。

この内容は今回の伝記の著者であるウォルター・アイザックソン氏が2023年8月31日に「The Wall Street Journal」で公開した記事の中で明かされており、著名な仮想通貨ジャーナリストである「Wu Blockchain」からもその一部内容が報告されています。

Shibarium基盤の「WBONE」発表

ShibaInu-SHIB-BONE

シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)チームは2023年9月3日に、シバイヌのL2「Shibarium」を基盤としたラップドトークンである「Wrapped BONE(WBONE)」を発表しました。

9月3日には、SHIB開発者のKaal Dhairya氏によってSHIB公式ブログも更新されており、「Shibariumの接続ウォレット数が100万を突破したこと」や「100万トランザクションを達成したこと」なども報告されています。

カルダノに新たなトークン送信方法が登場

Cardano-ADA-Warp-Transactions

カルダノ(Cardano/ADA)エコシステム向けのオープンソース開発者ツールを構築している「Strica」は2023年9月6日に、送信者側のADA添付なしでトークン/NFTを送信できるようにする「Warp Transactions」を発表しました。

Warp Transactions(ワープトランザクション)は「Typhon Wallet」と呼ばれるウォレットで利用できる送金方法で、トークン・NFTの送信時に送信者側に発生するADAの負担を減らすことができると伝えられています(トランザクション手数料は必要)。

メタマスク「暗号資産の現金化機能」を追加

MetaMask-Portfolio-Sell

人気の仮想通貨ウォレットであるMetaMask(メタマスク)は2023年9月5日に、暗号資産を売却して法定通貨に変換できる現金化機能「Sell」を実装したことを発表しました。

Sellはメタマスクが提供している多機能ポートフォリオ管理ツール「MetaMask Portfolio」に追加された暗号資産の現金化機能であり、簡単操作で仮想通貨を法定通貨に換金できることが説明されています。

Fundstrat「BTC価格=18万ドル」を予想

Bitcoin-BTC-Chart

ビットコイン(BTC)は2024年4月頃に半減期を予定しているため、現在は様々な投資家やアナリストから「半減期後のビットコイン価格予想」が語られていますが、米国の投資ファンド「Fundstrat」はBTC価格は半減期前に18万ドル(約2,640万円)まで上昇する可能性があると予想しています。

この予想は2023年7月の投資家向けノートの中で語られたもので、価格上昇を予想する主な理由としては「現物ビットコインETF」や「半減期による供給量の減少」が挙げられています。

>>2023年9月に公開した記事の一覧はこちら

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