米SEC「BlackRockの現物イーサリアムETF」承認判断を延期

米国証券取引委員会(SEC)は2024年1月24日に、世界最大の資産運用会社「ブラックロック」が申請していた現物イーサリアムETFの承認判断を2024年3月10日まで延期したことを発表しました。

BlackRock(ブラックロック)は昨年末に「iShares Ethereum Trust」と呼ばれる現物イーサリアムETFの申請を行なっており、12月にはこの現物ETFの承認判断期限が「2024年1月25日」に設定されていました。

今回の発表では、この期限が2024年3月10日まで延期されたことが報告されており、延期理由については「提案された規則変更とそこで提起された問題を検討するのに十分な時間を確保するため」と説明されています。

なお、米SECは最大240日間まで判断を延期することができるため、ブラックロックの現物イーサリアムETFに関しては2024年8月7日までに最終決定を下す必要があると報告されています。

現物イーサリアムETFは「BlackRock・Fidelity・VanEck・Hashdex」など複数の企業によって申請されており、VanEckやHashdexの申請の結果発表は2024年5月に予定されています。

これらのETFが承認される可能性については専門家の間でも意見が分かれており、「5月に承認される可能性が高い」とする意見や「承認までにはもうしばらく時間がかかる」という意見が出ています。

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(米SEC発表)

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