X(旧Twitter)がVisaと提携|決済サービス「X Money」の提供で協力

by BITTIMES

2025年後半に「X Money Account」提供予定

イーロン・マスク氏が率いるX(旧Twitter)の決済・送金機能となる「X Money」が決済大手Visa(ビザ)と提携したことが明らかになりました。

今回のニュースはXのCEOであるリンダ・ヤッカリーノ氏から2025年1月28日に発表されたもので、Visaとの提携はイーロン・マスク氏が掲げる『Everything App(あらゆる機能を備えた万能アプリ)』に向けた重要な節目の1つとされています。

具体的には「Visa Directを通じたX Walletへの資金移動、デビットカードを用いたP2P決済、銀行口座へ即時送金機能」などが提供されると報告されていて、2025年後半には「X Money Account」の提供が開始される予定とも報告されています。

ヤッカリーノ氏は「今回の提携発表は今年発表が予定されるビッグニュースの最初の1つ」と説明しているため、今後はさらに多くの重要発表が行われていくことになると予想されます。

「Everything App」に向けた1つの重要な節目

Visaが「X Money」の最初のパートナーになりました。X Moneyは今年後半にデビューする予定です。

💰 Visa Directを通じて、Xウォレットへ安全・即時に資金移動
🪪 デビットカードに接続してP2P決済が可能
🏦 資金を銀行口座へ即時送金するオプションも提供

これは今年予定される「X Money」に関するビッグニュースの最初のものとなります。

今回の提携については、Visaの公式アカウントからも報告が行われていて「Visa Directを活用することによって、米国のX Money Account利用者は、デビットカードを使ってリアルタイムで資金を入金・送金できるようになる」と説明されています。

私たちはX Moneyと提携して「X Money Account」のローンチを支援できることをとても楽しみにしています。

Visa Directを活用することで、米国のX Money Account利用者は、デビットカードを使ってリアルタイムで資金を入金・送金できるようになります。

仮想通貨関連機能の追加にも期待

イーロン・マスク氏は以前から「Xをすべての機能を備えたスーパーアプリにする」という方針を示しており、現在は各種仮想通貨のリアルタイム価格を確認できる機能なども搭載されているため、仮想通貨業界では仮想通貨関連の機能拡充にも期待が高まっています。

仮想通貨関連機能に関する具体的な計画は記事執筆時点では明らかにされていないものの、XがTwitterとして提供されていた時には「ウォレットアドレスを追加できる機能、BTCで投げ銭できる機能NFTをプロフィール画像に設定できる新機能」など様々な機能が提供されていたため、今後はそのような機能が復活する可能性もあると期待されます。

また、イーロン・マスク氏はドージコイン(DOGE)のようなミームコインも支持しているため、Xで仮想通貨関連機能が提供される場合には「どのような銘柄がサポートされるか」などにも注目です。

ただし、マスク氏は過去に「Xで仮想通貨やトークンを発行することはない」と断言していますので、Xを名前を騙る偽トークンや詐欺トークンなどには注意が必要です。

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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

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