ブロックチェーンでアーティスト報酬を最適化|音楽ストリーミングサービス「Choon」

by BITTIMES

ブロックチェーン技術は音楽業界を新しい形へと変化させつつあります。ミュージック・ストリーミングサービスを提供している「choon(チョーン)」は、Blockchainや仮想通貨(Cryptocurrency)を活用した「デジタル決済」や「報酬支払い制度」などを導入しています。アーティストとリスナーを直接繋ぐことができるこのプラットフォームは、楽曲の提供をより効果的に行うとともに継続的な音楽活動を支えています。

こちらから読む:ブロックチェーン・仮想通貨と「音楽業界」注目のニュース

Choon(チョーン)とは

Choon(チョーン)とは、ブロックチェーン技術を活用した「音楽ストリーミングサービス」と「デジタル決済サービス」を提供するプロジェクトです。

アーティストと消費者が直接取引できることを最大の魅力としているこのプロジェクトでは、売り手と買い手を直接結ぶことができる「ブロックチェーン技術」の利点と、低コストで透明性の高いシンプルな支払いが行える「仮想通貨」を用いた画期的なサービスを提供しています。

「Choon」のサービスを利用すれば、レコード会社や音楽配信サービスを行う中間業者の介入に伴う"手数料"をカットすることができるため、アーティストとリスナーが納得のいく価格で取引を行うことが可能になります。

アーティストはアップロードした楽曲が再生される毎に仮想通貨を獲得することができるため、今までのサービス提供業者とアーティスト間における私益還元の問題を解決することもできます。

同社は、将来的にアーティストがストリーミング収入の80%を得ることを目標にしています。これは音楽業界では最も利益率が高い水準です。また、アーティストがもっと気軽に自らの音楽を視聴者に届けることができ、音楽活動を継続しやすい環境づくりを目指しています。

2018年9月時点でもすでに9,000人を超えるアーティストが参加しており、プラットフォーム公開後の楽曲数は毎週25%も増加しています。

2018年12月には、Choonのアプリが実際に利用可能になることも予定されているため、その規模は今後さらに拡大していくことが予想されます。

決済システム向上への4つの取り組み

  • アーティストと消費者の直接取引が可能
  • 情報の提示とウォレットの残高の公開による透明化
  • スマートコントラクトを活用した、簡潔なシステムの運用
  • ユーティリティトークン(*1)である「ノーツ(NOTES)」を用いて消費者が仮想通貨を得ることが可能

(*1)ユーティリティトークン:あるサービスやシステムを使う目的で使われる利用価値のあるトークンのこと

Choonのメリット・デメリット

choon02

アーティスト側のメリット・デメリット

・メリット
簡単で手軽な音楽配信が可能になり、チューンへの手数料なしで、効率的で迅速な消費者との直接的な取引ができるようになります。
これにより、今まで以上に音楽作成への時間や費用を確保することができます。さらに配信後に消費者の反応を直接確認することができるため、その後の楽曲作成に役に立つというメリットもあります。

・デメリット
世界各国からの音楽配信により、自分の楽曲が埋もれてしまう可能性があります。
そのため、いかに自分のファンを増やすかという独自性ある楽曲提供が求められると言えます。

音楽を購入する消費者へのメリット・デメリット

・メリット
世界中の楽曲が登録されているため、自分のお気に入りの楽曲を探し、幅広く音楽を楽しむことができます。
また、気に入ったアーティストを直接応援できるのもメリットの一つです。さらに、仲介会社への手数料がカットされるため、より低価格で購入することが可能です。

・デメリット
デメリットはほぼありませんが、利用しやすくシステム化されているとしても、多少の仮想通貨の仕組みや決済方法を知る必要があるでしょう。

Choonの利用方法

チョーンで気に入った楽曲の料金を、指定された仮想通貨でウォレットから送金します。送金が完了するとダウンロードできます。また、仮想通貨だけでなく、パッケージ商品を法定通貨で購入することも可能です。

Choonの公式サイトはこちらのリンクからどうぞ。

音楽業界ではブロックチェーンや仮想通貨の技術を利用した新しいサービスが続々と登場しており、その活用の幅も大きく拡大してきています。音楽イベントでの仮想通貨決済やアーティスト独自の仮想通貨の発行、彼らの著作権を守るサービスなど活発な技術導入が行われています。
より音楽が身近なものとなり、私たちの生活や心を豊かにしてくれることでしょう。

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