アダム・ドレイパー:仮想通貨は「今後10年で法定通貨を超える」父親譲りの強気予測

by BITTIMES   

仮想通貨やブロックチェーンをはじめとする最先端テクノロジーへの投資を行なっている「Boost VC」の共同創設者でありながら、ビットコイン強気派の億万長者Tim Draper(ティム・ドレイパー)氏の息子でもあるAdam Draper(アダム・ドレイパー)氏は、最近公開された「Podcast」のトークの中で、10年後には法定通貨よりも仮想通貨の方が多くなり、25年間後にはビットコインが世界通貨になっている可能性があると語りました。

こちらから読む:英国最大の旅行会社がBTC決済導入「ビットコイン」関連ニュース

Adam Draper(アダム・ドレイパー)とは?

Adam Draper(アダム・ドレイパー)氏は、
仮想通貨(暗号資産)
ブロックチェーン
人工知能(AI)
・バーチャルリアリティ(VR)
・拡張現実(AR)
・オーシャンテック
・スペーステック
・ヒューマンオーグメンテーション(人間増強)
といった、様々な最先端技術への投資を行なっているベンチャーキャピタル「Boost VC」の共同創設者兼マネージングディレクターです。

ビットコイン強気派の億万長者として知られる著名投資家Tim Draper(ティム・ドレイパー)氏の息子である同氏は、父親と同様に「BTC誕生初期からのビットコイン支持者」でもあります。

仮想通貨業界でも有名な人物であるアダム・ドレイパー氏は「Morgan Creek Digital Assets」の設立者であるAnthony Pompliano(アンソニー・ポンプリアーノ)氏との会話の中で「今後10年〜25年間に渡ってビットコインや世の中がどのように変化していくか」について語りました。

ビットコインが「グローバル通貨」になる日

アダム・ドレイパー氏は「仮想通貨業界では不可能だと思われていたことが可能になる可能性がある」との考えからそれらを支持していると説明し、ビットコインはインターネットのように機能するため、今後10年間で法定通貨よりも多くのデジタル通貨が誕生し、25年後にはビットコインがグローバル通貨になっている可能性もあると語っています。

ドレイパー氏は、ビットコインをより使いやすいものにするための様々なプロトコルが存在していることも説明しており、Lightning Network(ライトニングネットワーク)がビットコインの取引においてどれほど役に立つものであるのかを強調しています。

私はライトニングネットワークがビットコインと同じように機能すると考えています。賢い人々が本当に賢いものを生み出しているのです。それがユーザーのために応用できることはBINANCEを使えばすぐにわかります。

ビットコインはすでに多くの国の企業や店舗などで採用されており、人々は実際にそれらを通貨として使用し始めています。また、通貨として使用されていなかったとしても「価値の保存手段」として使用されています。従来の決済手段で支払いを行う場合には、高い手数料が必要となりますが、ビットコインなどの仮想通貨は非常に安い手数料で支払いを行うことができるため、国際的な取引などでは特に活用されています。

Lightning Networkはこのような仮想通貨取引における問題点を解決し、より魅力的な通貨にすることができるソリューションとして注目を集めており、ネットワークが現在も拡大を続けています。このネットワークを通じて送金を行えば、取引にかかる時間はわずか数秒で、手数料もほぼ無料に抑えることができます。この技術の実用化が進んでいることを考えると、ビットコインの問題点として挙げられていたスケーラビリティの問題は将来的に解決されることになると考えられます。

ブロックチェーン・仮想通貨は「日常の一部」に

Adam Draper氏の意見は、その父親であるTim Draper氏の意見とほぼ一致しています。ティム・ドレイパー氏も以前から『ビットコインは将来的に法定通貨を超える存在になる』と語っており、同氏に至っては今後5〜7年後にはビットコインが法定通貨を凌ぐと語っています。

ドレイパー親子は昨年9月にForbes(フォーブス)とのインタビューの中で、『仮想通貨やブロックチェーンは2022年には全ての技術に統合されることになるため、その頃には「仮想通貨」や「ブロックチェーン」という言葉は誰も口にしないようになっているだろう』との考えを語っています。

彼らは今後3年間をかけて世の中にこれらの技術が統合されていくと考えており、ティム・ドレイパー氏は2022年にはビットコイン価格が25万ドル(約2,800万円)になっていると予想しています。

2019年4月20日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格

Bitcoin (BTC)
12,046,923 JPY (7.53%)
82,153.68 USD
RANK

1
MARKET CAP

¥239.12 T JPY
VOLUME

¥11.38 T JPY

ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は「近い将来大幅に下落する可能性がある」ということが複数の専門家によって警告されていましたが、今月12日に55万近くまで以降は徐々に上昇を続けており、2019年4月20日時点では「1BTC=598,400円」で取引されています。

2019年3月21日〜2019年4月20日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)2019年3月21日〜2019年4月20日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)

仮想通貨ニュース|新着

「2028年末までにXRPの時価総額はETHを超える」スタンダード・チャータード銀行NEW

「2028年末までにXRPの時価総額はETHを超える」スタンダード・チャータード銀行

アービトラム、ガバナンス投票権買収で懸念広がる|従来のDAOモデル崩壊かNEW

アービトラム、ガバナンス投票権買収で懸念広がる|従来のDAOモデル崩壊か

トランプ大統領の対中関税104%「ビットコインにとって好材料」ティム・ドレイパー氏NEW

トランプ大統領の対中関税104%「ビットコインにとって好材料」ティム・ドレイパー氏

マスターカード、1.5億以上の加盟店で「ビットコイン決済」が可能に|クラーケンと提携NEW

マスターカード、1.5億以上の加盟店で「ビットコイン決済」が可能に|クラーケンと提携

プライバシー重視のカルダノサイドチェーン「Midnight」8つのウォレットパートナー発表NEW

プライバシー重視のカルダノサイドチェーン「Midnight」8つのウォレットパートナー発表

トランプ氏関与プロジェクトWLFI、ステーブルコイン「USD1」エアドロップを提案

トランプ氏関与プロジェクトWLFI、ステーブルコイン「USD1」エアドロップを提案

仮想通貨入門 - 基礎知識

仮想通貨がもらえるエアドロップとは?参加方法・注意点・税金などについて解説

仮想通貨がもらえるエアドロップとは?参加方法・注意点・税金などについて解説

仮想通貨HYPE(Hyperliquid)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

仮想通貨HYPE(Hyperliquid)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

仮想通貨DEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」の特徴や使い方を徹底解説

仮想通貨DEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」の特徴や使い方を徹底解説

ソラナ基盤の代表的なDeFiプロジェクトを紹介|特徴・運用方法・注意点も

ソラナ基盤の代表的なDeFiプロジェクトを紹介|特徴・運用方法・注意点も

ソラナ(SOL)基盤の代表的なDAppsを紹介|使い方や注意点も

ソラナ(SOL)基盤の代表的なDAppsを紹介|使い方や注意点も

ソラナ(Solana/SOL)系ミームコインとは?代表銘柄トップ5もあわせて紹介

ソラナ(Solana/SOL)系ミームコインとは?代表銘柄トップ5もあわせて紹介

市場分析・価格予想

ビットコイン、関税の嵐を乗り切る「安全資産」としての可能性|バイナンスレポートまとめ

ビットコイン、関税の嵐を乗り切る「安全資産」としての可能性|バイナンスレポートまとめ

仮想通貨市場も急落「米国関税の90日間停止」を要求|パースカント社CEOビル・アックマン氏

仮想通貨市場も急落「米国関税の90日間停止」を要求|パースカント社CEOビル・アックマン氏

「金とビットコインが新たな準備資産に」米国債と株式の時代は終焉へ|アーサー・ヘイズ氏

「金とビットコインが新たな準備資産に」米国債と株式の時代は終焉へ|アーサー・ヘイズ氏

ビットコイン価格8万ドル割れ、ブラックマンデー再来で上昇予測も

ビットコイン価格8万ドル割れ、ブラックマンデー再来で上昇予測も

「ビットコインはヘッジとして機能」ウォール街が暴落する中でBTCが支持を得る

「ビットコインはヘッジとして機能」ウォール街が暴落する中でBTCが支持を得る

トランプ関税ショックでビットコイン価格急落|仮想通貨市場は回復するのか

トランプ関税ショックでビットコイン価格急落|仮想通貨市場は回復するのか