仮想通貨は今後5〜7年間で法定通貨を凌ぐ存在に:米投資家Tim Draper

by BITTIMES   

米国のベンチャー投資家であるTim Draper(ティム・ドレイパー)氏は、ビットコイン価格が2022年に250,000ドル(約2,750万円)に達すると予想しています。同氏は、TheStreetとのインタビューの中でBitcoin(BTC)の魅力や今後の可能性、具体的な金額がどのように変化していくかなどについての自身の考えを明かしました。

こちらから読む:BTC価格予想「2024年には60倍の5550万円」心理学から市場分析

ビットコインの魅力はセキュリティー

blockchain

世界的にも有名な投資家であるドレイパー氏は、今後5〜7年間で仮想通貨が法定通貨を凌ぐほどの存在になると述べています。

仮想通貨の中でも特にビットコインを多く保有していると語るドレイパー氏は、『暗号化技術とビットコインが未来である』のに対して『法定通貨は過去である』と語っており、現時点では"日常生活のために"法定通貨を保有してはいるものの、そのような今の環境は今後数年間で大きく変化すると述べています。

ドレイパー氏は仮想通貨の魅力はセキュリティーだと説明しています。
彼は「ビットコインのブロックチェーンハッキングされていないが、銀行は常にハッキングされている」と語っており、ビットコインは私たちを救うために来た英雄のような存在だと述べています。

さらに彼は「銀行は常にハッカーの標的にされているものの、ビットコインは利用者が増えるにつれてそのセキュリティがより強固なものになるため、ビットコインは最も安全な通貨である」と説明しています。さらに同士は、世界中で報告されている仮想通貨取引所などのハッキング事件についても詳しく説明し、それらの問題となっているのは"取引所のセキュリティの問題"であり、基本的には"ブロックチェーン自体がハッキングされている訳ではない"と説明しています。

法定通貨には全く興味がない

bitcoin-fiat

この他にも多くの魅力を挙げ、ビットコインに大きな可能性と魅力が備わっていると語った同士は『従来の法定通貨には全く興味がない』とも語っており、今後はビットコインのような仮想通貨に長期的に投資するとともに実際にそれらを使用していこうと考えていることを明かしています。

私は時間が経つにつれて価値が失われる法定通貨には全く興味がありませんし、ビットコインを売却するつもりもありません。なぜビットコインを売る必要があるのでしょうか?

仮想通貨を法定通貨に交換するのは、金と貝殻を交換するようなものであり、過去に逆戻りしているのと変わりません。私は長期的にビットコインに投資し、保有しながら、実際に使っていこうと思っています。

仮想通貨市場は2033年に「8,800兆円」

bitcoin-up

仮想通貨市場が長期的に大きく成長すると予測しているドレイパー氏は、2018年9月に仮想通貨の時価総額は今後15年間で約400倍に相当する『80兆ドル(8,800兆円)に達する』との予想を語っています。

純資産が10億ドル(1,100億円)を超えるとも言われているドレイパー氏は、仮想通貨市場で見られている動きが「ドットコムバブル(インターネットバブル)」の時と似ていることなどを具体的な理由としてあげており、銀行や政府までも巻き込んで動いている現在の仮想通貨市場は、IT業界が成長した時よりもさらに大きな成長を遂げることになると説明しています。

2022年:ビットコイン価格は「2,750万円」に

btc-price

ビットコインの価格に関しても非常に強気な姿勢を維持しているドレイパー氏は、2022年にはビットコインの価格が「2,750万円」になるという予想を以前から語っています。

海外メディアである「TheStreet」とのインタビューの際には、その強気な価格予想を変わらず維持していることを語るとともに、自身が仮想通貨の世界に入ることになったきっかけなどについても詳しく説明しており、以前に「40,000BTC」を購入したことがあることなども明かしています。

ドレイパー氏が仮想通貨を初めて手にした方法とは?

仮想通貨決済の普及が変化の合図

blockchain

ドレイパー氏は「今からおよそ4年後の2022年、人々が仮想通貨を実際の決済手段として利用し始めた時に大きな変化が起こる」と述べています。また彼は、仮想通貨に興味を持っている一般的な人々が実際にそれらの通貨との関わりを持つ際に最も理想的な方法は徐々に移行していくことだとも語っています。

2018年6月あたりから多くの仮想通貨投資家たちが、「今のビットコイン価格が"買い時"である」と主張しています。ビットコインの価格は、ここ最近でやや回復する傾向が見られており、最近で最も安い金額である約65万円と比べると、その金額はおよそ15万円ほど回復し、現在は90万円前後で取引されています。

最近ではビットコイン決済に対応している店舗も徐々に増えてきているので、実際に利用できる機会も増えてきています。まだ仮想通貨を購入したことがないという方はドレイパー氏らのアドバイスを参考にして、今のうちから少しづつ仮想通貨の世界に触れてみるのもいいのかもしれません。

bitbankの登録方法はこちらで詳しく解説しています

仮想通貨ニュース|新着

マイナンバーカードを仮想通貨に活用「マイナコイン」の商標出願:a42x株式会社NEW

マイナンバーカードを仮想通貨に活用「マイナコイン」の商標出願:a42x株式会社

ビットポイント、IOSTのステーキング&入金サービス開始|2つのキャンペーンも開催NEW

ビットポイント、IOSTのステーキング&入金サービス開始|2つのキャンペーンも開催

カルダノ財団のXアカウントがハッキング被害|偽トークンが50万ドル以上取引されるNEW

カルダノ財団のXアカウントがハッキング被害|偽トークンが50万ドル以上取引される

Backpack(バックパック)日本市場参入か|JVCEAに第二種会員として入会NEW

Backpack(バックパック)日本市場参入か|JVCEAに第二種会員として入会

「アメリカは金を売却してビットコインを購入すべき」MicroStrategy会長が理由を説明NEW

「アメリカは金を売却してビットコインを購入すべき」MicroStrategy会長が理由を説明

Sui Name Service、価格改定・割引適用などでガバナンス提案|NSトークンは上昇傾向NEW

Sui Name Service、価格改定・割引適用などでガバナンス提案|NSトークンは上昇傾向

仮想通貨入門 - 基礎知識

仮想通貨を保有するだけで増える「ステーキング対応のおすすめ取引所」税金に関する注意点も

仮想通貨を保有するだけで増える「ステーキング対応のおすすめ取引所」税金に関する注意点も

【年利最大9%】ソラナ(SOL)をステーキングで増やす方法|画像付きで解説

【年利最大9%】ソラナ(SOL)をステーキングで増やす方法|画像付きで解説

【年利40%以上】フレア(Flare/FLR)をラップ&デリゲートで増やす方法|画像付きで解説

【年利40%以上】フレア(Flare/FLR)をラップ&デリゲートで増やす方法|画像付きで解説

シバイヌDEX「ShibaSwap」の使い方|流動性提供の方法などをまとめた解説動画公開

シバイヌDEX「ShibaSwap」の使い方|流動性提供の方法などをまとめた解説動画公開

各種仮想通貨を「Shibarium基盤BONE」に簡単交換|ガス代補充機能の使い方を解説

各種仮想通貨を「Shibarium基盤BONE」に簡単交換|ガス代補充機能の使い方を解説

‌NFTマーケットプレイス「Magic Eden」とは?機能や使い方などを解説

‌NFTマーケットプレイス「Magic Eden」とは?機能や使い方などを解説

市場分析・価格予想

アルトコインシーズンついに到来か、複数のデータが近日中の価格上昇を示唆

アルトコインシーズンついに到来か、複数のデータが近日中の価格上昇を示唆

1BTC=740,000ドル「あり得ない数字ではない」パンテラ創業者のビットコイン価格予想

1BTC=740,000ドル「あり得ない数字ではない」パンテラ創業者のビットコイン価格予想

ビットコインはどこまで下がる?買いシグナル・強気サインの報告も=アナリスト予想

ビットコインはどこまで下がる?買いシグナル・強気サインの報告も=アナリスト予想

ワールドコイン(WLD)の将来は明るい?著名アナリストが語る目標価格とサポートライン

ワールドコイン(WLD)の将来は明るい?著名アナリストが語る目標価格とサポートライン

ビットコイン、10万ドル到達は序章に過ぎない?Galaxy CEOが語る上昇理由と今後の値動き

ビットコイン、10万ドル到達は序章に過ぎない?Galaxy CEOが語る上昇理由と今後の値動き

機関投資家の57%が仮想通貨への配分を増やす予定=Sygnumレポート

機関投資家の57%が仮想通貨への配分を増やす予定=Sygnumレポート