ツバイスペース:ブロックチェーン活用した「不動産売買サイト」公開|最大80%割引も
不動産テック企業の「ツバイスペース(ZWEISPACE)」は、ブロックチェーン上で契約を自動的に実行する"スマートコントラクト"と呼ばれる技術を活用した「不動産売買用の掲載サイト」をオープンしました。このサイトではサイコロを振って出た目によって、不動産の仲介手数料を割り引くシステムを採用しており「最大80%の割引を受けることができる」とされています。
こちらから読む:伊藤忠、コーヒー追跡に技術活用「ブロックチェーン」関連ニュース
不動産仲介手数料を「最大83%」割引
不動産業界のブロックチェーン特許を取得し、展開している「ツバイスペース」は、2019年9月19日にブロックチェーンのスマートコントラクトを活用した「不動産売買用の掲載サイト」をオープンしたことを発表しました。
このサイトには、不動産屋と物件の情報が掲載されており、サイコロを振って出た目によって「最大83%の不動産仲介手数料割引」を受けることができると説明されています。サイコロにはスマートコントラクトを活用した特許技術が採用されているため、公正に6分の1の確率で目が出るようになっています。
サイコロの目に応じた割引額の具体的な例としては、以下のような説明が行われています。
5,000万円の家を買う場合、通常日本での手数料は3%+6万円なので、156万円。
6の目:割引なし 150万円+6万円=156万円
5の目:16%割引 125万円+6万円=131万円(25万円割引)
4の目:33%割引 100万円+6万円=106万円(50万円割引)
3の目:50%割引 75万円+6万円=81万円(75万円割引)
2の目:66%割引 50万円+6万円=56万円(100万円割引)
1の目:83%割引 25万円+6万円=31万円(125万円割引)
今回のサイトでは、サイコロ割引だけでなく優良物件も多く掲載されており、お買い得な物件がお得な手数料で購入できるとされています。プレスリリースでは『単純にお得ですので、不動産売却のご予定等あれば、是非ご利用ください』とされています。
など、特許を取得しているスマートコントラクトを用いたサイコロシステムは別途リリースを行うとされており、今回はこのサイコロシステムが使える不動産売買物件掲載サイトの発表だとされています。