
Bitfury:企業・政府向けブロックチェーンサービス「Exonum Enterprise」を発表
ビットコインマイニングの大手企業として知られる「Bitfury(ビットフューリィ)」は、2019年12月5日に大企業や政府機関のブロックチェーンプロジェクト立ち上げを支援する法人向けのブロックチェーンサービス「Exonum Enterprise」をリリースしたことを発表しました。
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企業・政府機関のブロックチェーンプロジェクトを支援
Bitfury(ビットフューリィ)が新たに発表した「Exonum Enterprise」は、同社が2017年に開発したオープンソースのブロックチェーンプラットフォーム「Exonum」を大企業や政府機関向けに商用化したブロックチェーンサービスです。このサービスを活用することによって「プライベートチェーンの構築・管理を効率的簡単に行うことができる」と伝えられています。
同社が提供している「Exonum」はすでに複数の国で実際に活用されており、ジョージア共和国では200万以上の土地所有権を検証・保護するために活用されています。またウクライナでは2018年に「Exonum」のブロックチェーンを基盤とした政府機関向けの電子オークションシステムが構築されています。
この他の事例としては、グローバルエンジニアリング会社「Aricent」との協力によって製品開発速度を34%向上させ、チームの生産性を29%向上させたほか、「Synergy University」の卒業証書検証システムでは100,000を超える卒業証書の検証作業に活用されており、韓国では複数の病院で患者の同意とプライバシーを管理するために、医療データ会社「Longenesis」でも同社のExonumフレームワークが使用されているとのことです。
「最短5分」でブロックチェーンプロジェクト立ち上げ
プレスリリースによると、新しく開発された「Exonum Enterprise」は1秒あたり最大5,000件の取引を処理することができ、クライアントはフレームワークを使用してわずか5分でブロックチェーンプロジェクトを立ち上げ、フルサービスのダッシュボードを使用してブロックチェーンの展開を追跡することができると説明されています。
BitfuryのCEOであるValery Vavilov(ヴァレリー・バビロフ)氏は『Exonum Enterpriseプラットフォームはブロックチェーンの採用を促進し、機関の信頼性を高め、世界中の人々の生活を改善する』と語っています。
>>「Bitfury」のの公式発表はこちら
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「Bitfury」に関する記事はこちら

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