Cardano:バイロンメインネットの「ウロボロスBFT」本日実装へ
カルダノ(Cardano/ADA)の開発を行なっている「IOHK」は、2020年2月20日にByron(バイロン)メインネットのコンセンサスアルゴリズム「Ouroboros(ウロボロス)」を「ウロボロスBFT」にアップデートすることを発表しました。
こちらから読む:IOHK、ワイオミング大学に支援金を提供「Cardano」関連ニュース
「PoWと同等のセキュリティレベル」を実現
IOHKは2020年2月19日のツイートで、Cardano開発の第1期目にあたる「Byron(バイロン)」のメインネットで実装されているコンセンサスアルゴリズム「Ouroboros(ウロボロス)」を2020年2月20日に「OBFT(Ouroboros Bizantine Fault-Tolerant Consensus Protocol)」へとアップデートすることを発表しました。
As part of the continuing improvements to Cardano, on the 20th of February, we'll be updating Ouroboros on the Byron mainnet to Ouroboros BFT. ADA holders don't need to do anything as part of this process. Find out more about this update here: https://t.co/PHxC1hdxYL
— Input Output (@InputOutputHK) February 19, 2020
カルダノの継続的な改善の一環として、2月20日にバイロンメインネットのウロボロスを「ウロボロスBFT」にアップデートします。 ADA保有者は、このプロセスで何もする必要はありません。このアップデートの詳細についてはこちらの動画をご覧ください。
「ウロボロスBFT」はプルーフ・オブ・ステーク(PoS)と呼ばれるプロトコルに分類されるものですが、ビットコイン(BTC)などで採用されているプルーフ・オブ・ワーク(PoW)と同等のセキュリティレベル実現する重要なアップデートとして注目を集めていました。
またこの「ウロボロスBFT」は、現在バイロンメインネットで使用されている「Ouroboros Classic」と、次の開発段階であるShelley(シェリー)を支える「Ouroboros Genesis」の橋渡しとして機能するものでもあります。
IOHKは先日19日に、実験的機能を備えた「Shelleyテストネット用ダイダロス報酬ウォレット」もリリースしているため、今後の開発にも期待が高まります。
2020年2月20日|カルダノエイダコイン(ADA)の価格
カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は今月13日に8円近くまで回復したものの、その後はやや下落しており、2020年2月20日時点では「1ADA=6.39円」で取引されています。
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