コインマーケットキャップ:仮想通貨の「評価・データ分析結果」など配信開始
仮想通貨(暗号資産)に関する様々な情報を公開している「CoinMarketCap(コインマーケットキャップ)」は2020年3月17日に、複数企業とのパートナーシップを通じて「仮想通貨の評価」や「オンチェーンデータの分析結果」などに関する情報の提供を開始したと発表しました。
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提携企業を拡大し「仮想通貨関連情報」を配信
CoinMarketCap(コインマーケットキャップ)は、
・Crypto Briefing
・TokenInsight
・IntoTheBlock
とのパートナーシップを通じて「各種仮想通貨の評価」や「オンチェーンデータの分析結果」などに関するデータ配信を開始しました。
これによって「CoinMarketCap」の利用者は各種仮想通貨のページに移動して「評価タブ」や「On-Chain Analysisタブ」をクリックすることによって様々な情報を確認することができるようになりました。
Crypto Briefing
仮想通貨メディア「Crypto Briefing」が提供しているリサーチツール「SIMETRI」では、各種仮想通貨の可能性や収益性を判断するための基本的なデータが掲載されており、「仮想通貨の特徴・総合評価・各種項目につけられた点数」などを一目で確認できるようになっています。
TokenInsight
大手仮想通貨格付けサイトである「TokenInsight」のデータ掲載欄では、各種仮想通貨の評価に加えて「チーム・プロジェクト・エコシステムの評価」や「仮想通貨のパフォーマンス」などを直感的に確認できるようになっています。
IntoTheBlock
仮想通貨市場のデータ分析を行っている「IntoTheBlock」のデータは"On-Chain Analysis"のタブで確認することができるようになっており、「仮想通貨が一部投資家に集中化しているかどうか」や「長期保有者の割合」などの情報に加えて「現在の市場にどのような傾向が見られるか」なども確認できるようになっています。
今後1年で提携企業をさらに拡大
CoinMarketCapは今回の新機能を追加することによって『ユーザーに仮想通貨市場を全体的な視点で観察できる環境を提供し、価格・取引量・流動性の枠を超えたより多くの情報に基づいて投資判断を行えるようにしたい』と語っています。
同社はすでに「5,000種類を超える仮想通貨」と「300社を超える仮想通貨取引所」のデータを公開していますが、今後1年でさらに多くの企業とパートナーシップを結び、提供できる情報の幅を広げていく予定だと説明しているため、CoinMarketCapの利便性はさらに高まっていくと期待されます。