MicroBTの新型マイニングマシン「700台」を導入:NASDAQ上場企業
NASDAQ(ナスダック)に上場している仮想通貨マイニング企業「Marathon Patent Group(マラソン・パテントグループ)」は2020年6月3日の発表で、中国のマイニングマシンメーカー「MicroBT(マイクロBT)」が今年4月に発表した最新型のマイニングマシン「Whatsminer M30S+ASIC」を700台導入したことを発表しました。
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「Whatsminer M30S+ASIC」を700台導入
Marathon Patent Group(マラソン・パテントグループ)は2020年6月3日の発表で、中国の仮想通貨マイニング機器メーカーである「MicroBT(マイクロBT)」が今年4月に発表した最新のマイニングマシンである「Whatsminer M30S+ASIC」を700台導入したことを発表しました。
「Whatsminer M30S+ASIC」のハッシュレートは「100TH/s(±5%)」であり、電力効率は「34J/T(±5%)」となっているため、先日「BITMAIN(ビットメイン)」が販売開始した「Antminer T19(アントマイナーT19)」よりもやや高性能なマシンとなっています。
Marathon Patent Groupは今回の発表の中で、同社が今後60日以内にBITMAIN社の最新マシンである「Antminer S19 Pro」を1,160台導入する予定であることも明かしています。「Antminer S19 Pro」に関してもすでに注文済みであるため、現在は"納品待ち"の状態だと報告されています。
「Antminer S19 Pro」のハッシュレートは「110TH/s(±5%)」となっているため、これら全てのマシンが導入されることによって同社全体のハッシュレートは「197.600PH/s」増加することになります。
数年前までは中国が仮想通貨マイニングで大きな力を持っていましたが、最近では中国以外の国でもマイニングが活発化してきており、最近ではイランの大統領が仮想通貨マイニング関連の国家戦略策定を指示したことなども報告されています。