【Chiliz/CHZ】エストニア規制当局から「仮想通貨取引・カストディ」のライセンス取得
チリーズ(Chiliz/CHZ)は2020年7月30日に、エストニアの暗号資産(仮想通貨)関連企業にライセンスを付与する機関である「金融情報機関(FIU)」から「仮想通貨/法定通貨の交換サービス」と「ウォレット管理サービス(カストディ)」のライセンスを付与されたことを発表しました。
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規制強化されたエストニアで「ライセンス取得」
エストニアは暗号資産・ブロックチェーンの先進国として知られており、非常に多くの企業が同国でライセンスを取得していましたが、最近では『認可を受けている暗号資産関連企業がライセンスを悪用している可能性がある』として見直しが進められているため、今年6月には同国ですでにライセンスを取得していた企業の約3分の1にあたる500社超のライセンスが取り消しになったことなども報告されていました。
しかしチリーズ(Chiliz/CHZ)は今回、そのようなライセンス規則が厳格化されているエストニアで正式に「仮想通貨/法定通貨の交換サービス」と「ウォレット管理サービス(カストディ)」のライセンスを付与されたことを発表しています。
今回付与されたライセンス(FVT000073)は、新しくエストニアで設立された「Socios Entertainment OU」に付与されており、このライセンスは"2020年7月29日から無制限に有効"だと説明されています。
今回新しいライセンスを取得したことによって、ChiliZが支援するファン投票&報酬アプリ「Socios.com(ソシオスドットコム)」が今年2月に発表した支払いやポイントカードなどとして利用することができるカードの長期的な開発を継続することができるようになるとのことです。このカードは『世界をリードする決済プロバイダーによって提供される予定』だと説明されており、近い将来にリリースされると説明されています。
「Chiliz」と「Socios.com」はすでに様々なスポーツチームと提携を結んでおり、暗号資産取引所へのCHZ上場も続々と発表されていますが、その他にも提携チームをさらに50チームほど拡大する計画や複数の機能を備えたカードを発行する計画なども明らかにされているため、今後の新しい発表にも注目です。
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2020年7月31日|チリーズ(ChiliZ/CHZ)の価格
チリーズ(ChiliZ/CHZ)の価格は数日前まで1.30円前後で推移していたものの、今回の発表が行われた後には1.50円まで急騰しており、2020年7月31日時点では「1CHZ=1.43円」で取引されています。