ネム(NEM/XEM)価格高騰「16円台」迫る|過去1ヶ月間で約200%の上昇率を記録

by BITTIMES   

ネム(NEM/XEM)の価格は今月28日頃まで1XEMあたり10円付近で推移していたものの、29日に入ってからは上昇の勢いが強まっており、本日30日時点では「1XEM=16円」付近まで回復しています。最近ではXEM保有者に新通貨「シンボル(Symbol/XYM)」を付与するための"オプトイン申請"に関する最新情報も公開されているため、コミュニティの間ではNEMの将来に期待する声が強まってきています。

価格上昇続くXEM「16円付近まで高騰」

ネム(NEM/XEM)の価格は2020年3月に3円付近まで下落した後は緩やかな回復を続けていましたが、今月に入ってからは上昇の勢いを強めてきています。今月1日時点で約5円だったXEM価格は、8月18日に約8円、8月24日に約10円まで回復していましたが、先日29日頃からは急速な上昇が続いており、2020年8月30日時点では「1XEM=約16円」まで高騰しています。

仮想通貨関連の様々な情報を発信している「CoinGecko(コインゲッコー)」のデータでも、XEM価格が過去1年間に渡って上昇し続けていることが示されており、XEMの価格上昇率は「過去1時間で2.5%、過去24時間で36.7%、過去7日間で78.9%、過去14日間で131.6%、過去30日間で194.8%、過去1年間で212.5%」とされています。

2020年3月4日〜2020年8月30日 XEMのチャート(画像:CoinGecko)2020年3月4日〜2020年8月30日 XEMのチャート(画像:CoinGecko)

シンボル(XYM)公開に向けて買い増しの可能性も

ネム(NEM/XEM)の価格はそのほかの主要な暗号資産に比べると安値であるものの、その技術は世界中で様々な分野に活用されており、リトアニアの中央銀行デジタル通貨「LBコイン」でNEMのブロックチェーン(NIS1)が使用されているほか、シンボル(Symbol/XYM)のブロックチェーン技術は2022年に中東カタールで開催される「FIFAワールドカップ」のホテル建設プロジェクトでも活用されることが報じられていました。

シンボル(Symbol/XYM)の公開後には、既存のXEM保有者に対して「1XEM=1XYM」の割合で新通貨「XYMトークン」が付与される予定となっていますが、先日はこのXYMトークンを受け取るために必要となる「オプトイン申請」が2020年9月15日から可能になる予定であることも報告されているため、このような発表も"XEM買い"の動きを強める要因になっていると考えられます。

XYMトークンの付与数量は「2020年12月3日〜16日頃に予定されている"スナップショット撮影時"のXEM保有量」に基づいて決定されることになっているため、この期間までに必要な申請手続きを行い、対応したウォレットにXEMを預けておくと、その数量に応じたXYMトークンを新たに受け取ることができます。

仮想通貨市場では価格高騰にコミュニティの注目が集まったタイミングで、価格が急落することが頻繁にあるため、『これからXEMを購入する』という場合には警戒が必要であると考えられますが、スナップショットの日程が2020年12月に予定されていることを踏まえて考えると、今後もXEM保有者は増加し、XEM買いの動きも強まっていくことになると予想されます。

XEMやXRPのように比較的安値で取引されている主要な暗号資産は、投資家やトレーダーの間で注目される暗号資産の一つとなっていますが、今回のXEM価格高騰を受けてSNS上では『XEMの購入』を検討する意見も強まってきています。

NEM (XEM)
2.24 JPY (5.87%)
0.00000019 BTC
RANK

243
MARKET CAP

¥20.14 B JPY
VOLUME

¥3.49 B JPY

仮想通貨ニュース|新着

WFP USA、80種類以上の仮想通貨寄付に対応|アルトコインやミームコインも受け入れNEW

WFP USA、80種類以上の仮想通貨寄付に対応|アルトコインやミームコインも受け入れ

「2028年末までにXRPの時価総額はETHを超える」スタンダード・チャータード銀行NEW

「2028年末までにXRPの時価総額はETHを超える」スタンダード・チャータード銀行

アービトラム、ガバナンス投票権買収で懸念広がる|従来のDAOモデル崩壊かNEW

アービトラム、ガバナンス投票権買収で懸念広がる|従来のDAOモデル崩壊か

トランプ大統領の対中関税104%「ビットコインにとって好材料」ティム・ドレイパー氏NEW

トランプ大統領の対中関税104%「ビットコインにとって好材料」ティム・ドレイパー氏

マスターカード、1.5億以上の加盟店で「ビットコイン決済」が可能に|クラーケンと提携NEW

マスターカード、1.5億以上の加盟店で「ビットコイン決済」が可能に|クラーケンと提携

プライバシー重視のカルダノサイドチェーン「Midnight」8つのウォレットパートナー発表NEW

プライバシー重視のカルダノサイドチェーン「Midnight」8つのウォレットパートナー発表

仮想通貨入門 - 基礎知識

仮想通貨がもらえるエアドロップとは?参加方法・注意点・税金などについて解説

仮想通貨がもらえるエアドロップとは?参加方法・注意点・税金などについて解説

仮想通貨HYPE(Hyperliquid)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

仮想通貨HYPE(Hyperliquid)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

仮想通貨DEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」の特徴や使い方を徹底解説

仮想通貨DEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」の特徴や使い方を徹底解説

ソラナ基盤の代表的なDeFiプロジェクトを紹介|特徴・運用方法・注意点も

ソラナ基盤の代表的なDeFiプロジェクトを紹介|特徴・運用方法・注意点も

ソラナ(SOL)基盤の代表的なDAppsを紹介|使い方や注意点も

ソラナ(SOL)基盤の代表的なDAppsを紹介|使い方や注意点も

ソラナ(Solana/SOL)系ミームコインとは?代表銘柄トップ5もあわせて紹介

ソラナ(Solana/SOL)系ミームコインとは?代表銘柄トップ5もあわせて紹介

市場分析・価格予想

ビットコイン、関税の嵐を乗り切る「安全資産」としての可能性|バイナンスレポートまとめ

ビットコイン、関税の嵐を乗り切る「安全資産」としての可能性|バイナンスレポートまとめ

仮想通貨市場も急落「米国関税の90日間停止」を要求|パースカント社CEOビル・アックマン氏

仮想通貨市場も急落「米国関税の90日間停止」を要求|パースカント社CEOビル・アックマン氏

「金とビットコインが新たな準備資産に」米国債と株式の時代は終焉へ|アーサー・ヘイズ氏

「金とビットコインが新たな準備資産に」米国債と株式の時代は終焉へ|アーサー・ヘイズ氏

ビットコイン価格8万ドル割れ、ブラックマンデー再来で上昇予測も

ビットコイン価格8万ドル割れ、ブラックマンデー再来で上昇予測も

「ビットコインはヘッジとして機能」ウォール街が暴落する中でBTCが支持を得る

「ビットコインはヘッジとして機能」ウォール街が暴落する中でBTCが支持を得る

トランプ関税ショックでビットコイン価格急落|仮想通貨市場は回復するのか

トランプ関税ショックでビットコイン価格急落|仮想通貨市場は回復するのか