【Cardano】ADA保有者が参加可能な「分散型投票システム」まもなく利用可能に

by BITTIMES

カルダノ(Cardano/ADA)の創設者であるCharles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏は最近公開された動画の中で、Cardanoプロジェクトにおける5番目の開発段階「Voltaire(ヴォルテール)」で導入される"分散型の投票システム"が優先事項の最上位に位置づけられていることを語り、最初の分散型投票が10月に行われる予定であることを明らかにしました。

こちらから読む:BINANCE、ADA四半期先物サービスを拡大「Cardano」関連ニュース

10月には「最初の分散型投票」を実施

カルダノ(Cardano/ADA)プロジェクトの「Voltaire(ヴォルテール)期」では"分散型投票システム"が導入されるため、Cardanoネットワークの参加者に投票権が与えられ、コミュニティの人々がネットワークの開発の将来に影響を及ぼすことができるようになります。

Charles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏が語った内容によると、この「分散型投票システム」の開発は現在優先事項の最上位に位置づけられているとのことで、改善提案や資金調達のための投票システムは早ければ今月から利用可能になり、10月には全てのADA保有者が参加できる投票が実施されると伝えられています。

この投票に参加すると、カルダノブロックチェーン上で製品やサービスを開発するスタートアップ企業などをサポートするファンドである「DCファンド」のリソース割り当てを決定するためのプロセスに参加することができるとのことです。

ただしホスキンソン氏は「初期段階の投票で優れたユーザー体験を提供することはできない」ということも説明しています。投票はスマートフォンアプリでも行うことができ、10月以降の次のラウンドでは6週間ごとに投票を行うことができるとされています。

この投票システムは徐々に改善が進められることとなっており、2020年11月には投票システムが「Daedalus Wallet(ダイダロス・ウォレット)」に統合され、提案に投票するための簡単なボタンが表示される予定だとされています。なお、この機能は「Goguen(ゴーグエン)」のリリースでのみ利用可能になるとのことです。

今後は「積極的なマーケティング活動」も実施

ホスキンソン氏は今回の動画の中で、Cardanoチームが「アプリケーション開発」や「製品マーケティング」に力を入れていることも報告しています。

カルダノの開発を担当している「IOHK」はマーケティング担当者としてブロックチェーンやマーケティングの分野で長い経験を有している女性を雇っているとのことで、今後2ヶ月間はカルダノに関する基本的な説明を行うだけでなく『それがどのように機能するか、それは他のプロジェクトに比べてどのように優れているのか』などについても説明する"積極的なマーケティングキャンペーン"を実施していくことが予定されているとのことです。

カルダノプロジェクトは現在も順調に開発が進められており、最近では自分が信頼できるステークプールに委任作業を行うことによって仮想通貨ADAで定期的に報酬を受け取ることができる「ステーキング機能」も本格的に実装され、実際に報酬も支払われ始めているため、今後のさらなる新機能開発にも期待が高まります。

2020年9月7日|カルダノエイダコイン(ADA)の価格

Cardano (ADA)
95.04 JPY (-6.95%)
0.00000780 BTC
RANK

9
MARKET CAP

¥3.35 T JPY
VOLUME

¥85.94 B JPY

カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は7月末に16円付近まで回復したものの、その後はやや下落しており、2020年9月7日時点では「1ADA=9.57円」で取引されています。

>>ADAを取り扱う暗号資産取引所「BINANCE」はこちら

2020年3月12日〜2020年9月7日 ADAのチャート(引用:coingecko.com)2020年3月12日〜2020年9月7日 ADAのチャート(引用:coingecko.com)

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